この記事は、NPO法人トータルヘルスサポーターズの仲間、
瑞穂カイロプラクティック整体院の海老原仁先生のシェアブログです。
皆さん、こんにちは。
既に東京も梅が咲き、今月末には桜も咲き始めると思います。
皆さんもお花見の予定などを立てているのではないでしょうか?
例年、暖かくなってくると産後の骨盤矯正を希望する患者様が増えてきます。
今年も増え始めてる状況で、春の到来を感じる今日このごろです。
さて、この産後の骨盤矯正ですが、出産を経験された方、
現在妊娠中の方は非常に興味があることでしょう。
そして同時に、様々な疑問もあると思います。
これから何回かにわたって、その疑問にお応えしていきたいと考えていますので、
お役に立てれば幸いです。
第一回目の今回は、『産後の骨盤矯正って、いつ頃から始めればいいの?』です。
これって、すごく聞きたいことだと思うんですよね。
いかがでしょう?
それではお応え致しますね。
産後の骨盤矯正は早ければ早い方が良い!!
というのが、私がいつも聞かれた時に皆さんにお伝えしている事です。
カイロプラクティックの先進国であるアメリカでは、産後の骨盤矯正を受けるのが常識となっているようです。私の聞いた話では出産をして、退院後にそのままカイロプラクティックに行って施術を受ける人もいるそうですよ。
そこまで早くなくても良いですが、出来れば産後一ヶ月までに受けていただくのがベストだと思います。
なぜかと言いますと、『まだ骨盤が柔らかいから』なんです。
出産に備えていくつかある女性ホルモンのひとつである、『リラキシン』が分泌されます。この『リラキシン』は関節を緩める働きがあり、恥骨結合部分なども緩くなります。
関節や恥骨結合部部分が緩まないと、出産できないのです。
そのホルモンが産後一ヶ月くらいの間も出続けると言われています。
そう!!その一ヶ月は骨盤が柔らかいのです!!
だから、この一ヶ月が勝負なんですね。
女性にとって産後の骨盤矯正は、人世最大の骨盤を治すチャンスだと覚えていて下さい。
次回も産後の骨盤矯正について書きますので、楽しみにしていて下さい。
乞うご期待!!
文章作成者 瑞穂カイロプラクティック整体院 海老原 仁 先生
だいぶ温かくなってきました。今年は3月31日に桜が満開するそうですね!
写真は、昨年の五香さくら通りの桜です。
さて、このあたりの地域は、「五香」「六実」「豊四季」など数字にちなんだ地名が多いので、「どんな意味があるのだろう?」と調べてみました。
なんでも、明治維新後の明治政府が馬の放牧場であった下総牧(千葉県北部)の開墾事業を行うために為に、政府が東京で開墾民の募集をかけたそうです。
開墾民には、
・年間の衣食住を保障する。
・13歳から60歳の労働者に、1人5反歩、屋敷地5畝歩を与える。
・百姓ができない手工業者にも屋敷地5畝歩を与える。
・開墾従事者には1人1日白米5合を貸し与え、60歳以上13歳以下にも、扶持米を与える。
・病人には扶持米と、薬を与える。
・自活できる開墾可能者はすぐ地主になれる。
・婦女子や、体の弱い者には別の職を与える。
という特権が与えられたそうです。
最初、この千葉県北部の下総牧には地名がなかったので、入植した順序に、数字を組み合わせた地名が名づけられ、初富(はつとみ/鎌ヶ谷市)、二和(ふたわ/船橋市)、三咲(みさき/船橋市)、豊四季(とよしき/柏市)、五香(ごこう/松戸市)、六実(むつみ/松戸市)七栄(ななえ/印旛郡富里町)、八街(やちまた/八街市)、九美上(くみあげ/佐倉市)、十倉(とくら/印旛郡富里町)、十余一(とよいち/白井市)、十余二(とよふた/柏市)、十余三(とよみつ/成田市)という順で地名が名付けられたそうです。
ちなみに「松戸市八柱は?」と思ったので、八柱の由来も調べてみると、明治時代に、大橋、秋山、高塚新田、紙敷、和名ヶ谷、河原塚、田中新田、串崎新田の八つの村が合併して、「八柱村」となり、それが現在の地名として残っているそうで、下総牧の入植とは関係ないようですね。
地元の歴史がわかると、また愛着がわいてきます(^-^)
2014年も桜の季節が近づいてきたので、ちょっとした地元の歴史雑学でした!
この記事は、NPO法人トータルヘルスサポーターズの仲間、
中野カイロプラクティックオフィス 薬袋聡先生のシェアブログです。
少しずつ街は春の気配が漂い、日々暖かくなってきました。
おっくうと思われる方も外に出る日が増えてくるのでは?春を満喫したいですね!
今年の冬は関東で大雪も降り、特に寒さを感じました。
厚着で過ごした人も春の装いとなり、体型を気にし始める頃。
夏までにはと決意を新たにしている人もいるのではありませんか?
健康を維持しながらのダイエットって大事ですよね。
さて、健康が維持できるのは、体温が36.89℃(日本人平均値)に保たれているからです。
体温調節は、間脳視床下部の「体温調節中枢」が“司令部”の役割を果たしています。
“司令部”で設定された体温は「セットポイント」といわれています。
私達の体温は、健康であればいつも37℃前後(体内酵素が活性化する最適な温度)に保たれています。
ところが、「セットポイント」が通常より高く設定されることがあるのです。
それは、
1、体内構造に異常が生じた場合(捻挫、脳内出血など)
2、生理学的異常が生じた場合(細菌が体内への侵入し風邪をひいたなど)
3、脳神経が異常な刺激を受けた場合(日常生活の中での興奮、ストレスなど) 等です。人体は「セットポイント」を上げることで、これらの問題を改善しようとつとめます。
「セットポイント」が、39℃に変更されると、次のように体温を上げています。
a 血管が収縮し血流を減少させ、体内の熱が体外に放出されることを防ぎます。 (プールに長時間入っていると体が冷え血管が収縮し、唇が紫色になった状態)
b 骨格筋がふるえ運動することで、熱を産出します。 (長くプールに入っていると、脚がつったり体が痙攣する状態)
c 体内の細胞の代謝を上げることで、熱を産出します。 (肝臓、筋肉等の代謝が上がることで産生される熱量も多くなります)
やがて身体の異常が解消すると、恒常性を維持するため「セットポイント」は37℃前後に戻ります。(高い体温39℃のときに「セットポイント」は変わります。)
体温を下げようとするメカニズムは、
・血管の弛緩により血管を広げ、血流を促し体内の熱を体表で外気と熱交換する。
・汗腺の活発化によって汗を流し、体内の熱を気化熱として外に逃がす。
・骨格筋の弛緩によって熱の発生を抑える。
・体内の代謝を抑えることで、熱の発生を抑える。
身体では体温を変化させることで修復機能が働き身体を修復してくれます。
風邪をひき体温が上昇すると、”ふるえ”を伴った ”寒気”を感じることがあります。
そのような時は、冷やさないように衣服を重ね、熱い蕎麦掻きや飲み物などで身体を温めるようにつとめ、体温を維持し、修復機能が充分はたらくようにサポートします。
また、体温上昇のピークを過ぎると放熱のため、汗をかいたりします。
汗を拭いたり着替えたりし、体温を維持し、修復機能が低下しないよう注意しましょう。
大事な体温は、主に食べ物を細胞内で分解することにより維持されています。
ところで、食べ物が分解される時に放出される熱量の何%が発熱のための使われているのでしょうか?
答えは、80%です。
つまり80%は体温維持と発熱に使われ、残りの20%で生命活動をしているのです。
家計に例えると、実に80%が光熱費に充当されているということです。
ああ、何と人間は効率が悪いのでしょうか!(逆に、体温維持がどれだけ人間にとって重要なことか!!)
そのため、無理なダイエットなどで栄養バランスが崩れると、体温の維持が難しくなり免疫力や修復力が低下してしまい、
・便通が悪くなる
・風邪をひき易くなる
・切り傷の治りが悪くなる
・冷え性などの原因となる
・各種の病気の原因となる
等のような問題が発生しやすくなります。
長くなりましたが、体温を維持する重要性と、体温維持の源となる食べ物のバランスと量はとても大事ということが理解していただけると思います。
文章作成者 新井薬師駅前のカイロプラクティック整体院
中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡 先生