今回のブログは たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳の記事を引用しています。
人体の構造をイメージした際、独立した各部位をそれぞれのパーツが 重なり組み合わさっていると考えておられる方がいるかと思います。
実際に私も、人体の説明を用いる際に患者さんに 理解してもらいやすいため、お家のリフォームを例に例えて、 施術の説明をすることがあります。 骨盤を家で例えると基礎の部分にあたり、
このように例えます。
そのため基礎(骨盤)の部分が高さが違ったり、弱かったりすると、 乗っかっている柱(背骨)や屋根(上半身)のバランスが悪くなり、 様々な症状を起こしている起因になるためです。
また、家も月日が経過することで経年劣化から、ところどころに 不具合が生じたり、地震などで起訴の部分が崩れてしまったら、 柱や床などが斜めになり、普通の生活にも支障が出ると思います。
同様に人間も生活習慣の問題や何らかの事故などによって、 身体的構造に支障を基礎の部分に生じさせてしまうと、 今まで何とか持ちこたえられていた背骨も更にゆがんでしまい、 屋根である上半身もどんどん傾いて(猫背)てしまいます。
それによって人間の場合、腰痛、肩こり、頭痛、さらに進行すると、 ヘルニアやストレートネック、胸郭出口症候群など、 といった症状として現れる場合があります。
これは、人間は重力に対して直立二足歩行であるため、 人体の構造が機能に与える影響によるものです。
その影響は強くて特に筋骨格系に対してもっとも現れやすく構造力学的障害として、 人間の統合・調整機能である神経系を介して全身に及んでしまうためです。
このブログを読まれた方で、もしご自身のお身体に違和感を感じることがあれば一度、人体の構造力学に知識のあるカイロプラクターの先生に一度ご相談されることを、お勧めいたします。