今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。
4月も中旬を過ぎてくると、〝初夏”を思わせる暑いな?と思ってしまう日も、少しづつ出てきます。
このような陽気になってくると、寒い時期に身体がこわばったり冷えを感じるなど「血のめぐりが悪い」と思われている方には、少しうれしい季節となりますね。
人の血液は、4.5リットル強と言われていて、 ”寿命” があります。
絶えず体の隅々まで巡っている血液は「命の源」「健康の要」と言われていますが、どのような一生を送っているのでしょうか?
【血液の作られ方】
体の隅々まで巡っている血液は、「造血幹細胞」と言われる細胞から分化して血液細胞になります。
体の組織や器官中の細胞のほとんどは、同じ形態・機能のものを複製しますが、血液細胞はこの仕組みが独特です。
血液細胞の元となる「造血幹細胞」は、はじめからそれぞれの細胞の機能を持っているわけではなく、共通の造血幹細胞から分裂増殖をくり返す過程で、違った機能を持つ細胞に分化します。
これは、母親の胎内で分裂する受精卵と同じで、このことからも血液は「命の源泉」と呼ばれています。
作られた血液は、心臓から送り出されて動脈を経て、枝分かれしながら毛細血管に移行します。
壁の薄い毛細血管から栄養素が組織に送られ、老廃物を回収して静脈を通って心臓に戻ります。
【血液細胞にも寿命がある】全身を巡っている血液にも寿命があり、造血組織より供給されなくなると除々に減ってしまいます。
寿命は、細胞により期間が異なり、赤血球は120日、血小板は10日、白血球は顆粒球が2週間、リンパ球のうちT細胞は4~6カ月ほど、B細胞は2・3日~数週間ほどです。
寿命の尽きた血液細胞は体の中で分解されますが、その中の成分は有効に利用されます。
例えば、赤血球中のヘモグロビンの中の鉄分は、トランスフェリンという蛋白質と結合して、血管を通って血液が作られるときに、再び素材になります。
このように長くても、6カ月の間には、体中の全ての血液が入れ換わってしまうのです。
このため、体の健康を保つには、絶えず健康な血液を作り続けることも大切です。
このように、血液の寿命である6カ月の間、体の中を巡ります。
その間に体には、様々な老廃物が溜まりますが、そのようなものはいずれしっかりと洗い流さないと健康な体は維持できません。
この血液の入れ替わりのタイミングで、カイロプラクティックやオステオパシーを受けて、ご自身の老廃物を体内に出されることをおすすめします。
今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
身体の不調の原因は様々ですが、神経の通り道が締めつけられて辛い症状が出てくる場合があります。
脊髄や脳といった中枢神経ではなく、手や腕といった末端(末梢)で出てくる症状ですので「末梢神経 絞扼障害」と言われます。
今回は首から腕にかけての痛みで困っている方のためのお話です。
整形外科さんで「胸郭出口症候群ですね」と言われたことがある人もいるかもしれません。
鎖骨の上のあたり(胸郭出口という場所があります)で、神経が締めつけられてしまうというものです。
●主な症状として
- 首が張ってる(横から前の方にかけて)
- 手指が冷たい(血管も締めつけられてしまうため)
- 首をそらすと辛い
- 伸びをする姿勢(腕を天井側に伸ばす/腕を背中側に伸ばす)をしずらい
- 肩から腕にかけて、ピリピリ、シビレた感じ、チリチリなどのヘンな感じ
などがあります。
<こんなときに辛くなったりしませんか?>
- 事務作業をしているとき
- 重い荷物をかついでいる時
- 先生や美容師さん、植木職人さんなど手を上に上げ続けるお仕事の方
- など上記のような症状でお困りではありませんか?
◇◆症状改善のための一般的な手技療法は◆◇
- 頚椎の矯正
- 斜角筋という首の筋肉の状態改善
- 大胸筋や小胸筋といった胸の筋肉の状態改善
- 鎖骨・上腕骨の関節の状態改善
が効果的だと思います。
治療を受けた後、繰り返す動作や生活を変えていく工夫も必要もあるかもしれませんね。
早め、早めに対処すると、改善しやすいですよ^^。