今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
身体の不調の原因は様々ですが、神経の通り道が締めつけられて辛い症状が出てくる場合があります。
脊髄や脳といった中枢神経ではなく、手や足といった末端(末梢)で出てくる症状ですので「末梢神経 絞扼障害」と言われます。
今回は「なんかヘンな感じ」といった「感覚の異常(感覚障害)」についてご説明致します。
前回の末梢神経の絞扼障害③では、・現在の症状がどういう時に起きてくるのか?
・過去の事故歴
について詳しくお話下さると、改善の役に立つことをお伝えしました。
実際に施術を行う際、術者は問診時に症状の原因箇所を探るべく患者さんに、
違和感の原因はどこですか?とお伺いしますが、、、、、。
「結構な確率で」・う~んと、あまりはっきりしなくて
・よくわかりません
・足の先だと思うんですけど
・指のどこどこが。
・手の甲の小指側。
など、自分の体なのにわからないことが多いのです。
こういうときは、施術者は患者さんと一緒になって原因を探します!「筋肉の検査」だったら、一つ一つの筋肉に力を入れてもらい、筋肉の張り(トーン)が正常か、筋力が入るかを調べます。
張り感がなかったり、力が抜けてしまうようなら、その筋肉さんの調子が悪いということ。
「感覚」に問題がありそうならようじなどを使って、手や腕とか、足などをチョンチョンとさわってみる。
音叉を使って振動を感じてもらう。
「ここも・・・ここも・・・なんかへんですけど・・・あっ!今までで一番ピリピリした!!」
そういう場所が見つかったらしめたものです。
体を動かした時におかしい時は、「整形外科学検査法」で手や腕や足や身体を様々な方向に動かした時に痛みやしびれが出るかどうかを調べます。このようにいくつか検査をしていくと、どこの皮膚・筋肉・神経さんの状態が悪いかを突き止めることができてくると思います。
(なかなか特定できない時もありますが・・・。(涙) )
シビレや痛みなどは一度の施術ですぐに、「ヘンな感じ」がなくなるわけではないですが、
体は少しずつ変化してきます。
体がどう変化していくか、患者さんがご自分を観察して施術者に伝えて頂くこともとても大切です。