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整体日記

月別アーカイブ: 2015年11月

記憶力の低下は加齢のせいだけではない!記憶を取り戻す方法

今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。

柏市 整体
  
最近物忘れがひどいな~”と感じた時、年齢のせいにしていませんか?
年齢のせいだけじゃない記憶力の低下を食べ物の正しい摂取などで取り戻りしましょう!
 
あなたの記憶力の低下、年齢のせいだとおもっていたら大間違いです。
実は、最近の研究で「記憶力の低下は年齢だけが原因じゃない」ということがわかってきているのを御存じでしょうか。
 
もちろん、年齢による記憶力の低下はありますが、その他の原因はいったいなんなのでしょうか?
年齢による記憶力の低下は防ぐのも難しいですが、それ以外は防ぎたいですよね。
原因をしっかりと知り、対策をしていきましょう。
 
<あなたはいくつ当てはまる?記憶力を低下させる7つの原因?>
 
①ストレス
⑤物事を同時に進行する
②睡眠不足
⑥デジタル製品(スマホ等)への依存
③食生活の乱れ
⑦お酒の飲み過ぎ
④知ったかぶりをする
 
あなたはいくつあてはまりましたか?
 
”知ったかぶり”をするのは、新しい情報が入ってこなくなり、自分の記憶を掘り起こす作業もしなくなるのでNGです。
 
”物事を同時に進行する”のは、一見良さそうに見えますが、一つの物事に集中する方が記憶のためにおすすめなんです。
 
次は、低下した記憶力を助けてくれる食べ物をご紹介します。
 
<食の改善があなたの記憶力を救う>
 
まずは、食事と記憶力にある3つの関係性をご紹介します。
 
①バランスの良い食事が脳活動を支える
②朝食は脳や体の活動を活発にさせるので大切
③過剰なカロリー摂取は厳禁。適度なカロリー制限が記憶力の改善につながる
 
記憶力を補う基本はやっぱり食生活にあったのですね。
 
スナック菓子や添加物がいっぱいのものなどを過剰に食べるのは体に悪いだけでなく、記憶力にも良くないので気をつけましょう。
 
<記憶力低下を助けてくれる食べ物は>
 
【お米やパン】

お米やパンに含まれる”ブドウ糖”が集中力や思考能力をサポートしてくれます。
ですから、ダイエットなどで炭水化物を控えている方も多いかもしれませんが、脳の健康
のために必要な栄養素なので覚えておいてください。
 
【ブルーベリーなどのベリー類】

〝抗酸化物質”が多く含まれているベリー類は、記憶力改善にとても良いんです。抗酸化物質は体のサビを改善してくれる効果があるのが有名ですが、認知症につながる神経変性を防ぐ脳の糖処理を助けしてくれる効果もあるんです。
 
【納豆】

納豆に含まれる”レシチン”脳内の情報交換活動を活発にしてくれるので、記憶力を高めるのにおすすめです。
 
【マグロ・ブリ・ハマチなど脂肪の多い魚】

頭が良くなると言われている方、毎日の食事にこれらをとりいれてみてはいかがでしょうか。

 
<記憶力を支えるのはやはり ”運動”>
 
実は、”記憶”といったことと、人の体とは密接な関係があります。

人の体の組織で、記憶を司るところは”脳” ですが、その脳の働きを支えるのは ”カラダ”です。
 
記憶をつかさどる部分に海馬がありますが、ここには「場所細胞(場所ニューロン)」というものがあります
よく、歩きながら英単語を記憶している人がいますが、これは脳科学からみれば、かなり有効な勉強方法です。それはつまり海馬からシータ波が発生しているからです。
 
歩くことが困難な場合は、立ったままでもOKです。立ってるとはいえ、体は微妙にゆれていますし、足の筋肉がいい程度で緊張しているので、脳の血行はよくなります。
つまり、電車のなかでも立った方が、振動もあり、筋肉をつかうので記憶しやすくなります。
 
しっかりとした ”記憶力”  には、それを支える ”カラダ”というものがとても密接に関係しているんですね。

 
<いい記憶力は体のケアも大切>

ある程度、毎日運動の習慣をつけることも大事ですし、長時間のデスクワークや、在宅の機会が多く適度な運動がなかなか出来ていない方。また仕事や家事で、体のケアがなかなか出来ていない方は運動にプラスして、カイロプラクティックなどの手技療法を受けることなどもおススメです。
 
体の状態をメンテナンスしていただくと、全身の血流の状態が改善して、さらなる ”記憶力〝を手に入れることが出来るでしょう。
 
食事なども含めて試してみてください。

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末梢神経の絞扼障害⑤

今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。

柏市 坐骨神経痛

身体の不調の原因は様々ですが、神経の通り道が締めつけられて辛い症状が出てくる場合があります。
脊髄や脳といった中枢神経ではなく、手や足といった末端(末梢)で出てくる症状ですので「末梢神経 絞扼障害」と言われます。
 
今回は「お尻や脚の痛み」についてお話しします。

腰痛と共にお尻から足にかけて痛みをお持ちの方はとても多いですね。
「腰と、お尻と、太ももが痛い?それって坐骨神経痛でしょ!!」とピンとくる方もいるでしょう。
今は「そうかもしれません(^皿^)ニシシ」とだけ言っておきますね!
 
坐骨神経痛ってどういうものか、どの神経さんが関わっているかご存知ですか?
坐骨神経痛は腰の4番目~仙骨の4番目位から出てくる2種類の神経さんが
腰から足へ伸びていきます。
(ちょっと細かいですが、「総腓骨神経」と「脛骨神経」といいます)
 
足のどの辺に伸びていくかというと、太ももの後ろふくらはぎの外側&すねの外側足の甲と裏側です。
だから上記の場所に痛みが出てきた場合は「坐骨神経痛」と言われることになります。
背骨の部分で問題が起きている可能性があるわけです。
 
ということは、腰が痛くて、太ももの内側が痛いのは実は坐骨神経痛とは違ーう!のです。
 
じゃあ、
腰とお尻と太ももの後ろが痛いのは?
これは背骨よりもっと先の問題かもしれません。
腰が痛いとお尻の筋肉さんも弱くなってしまっていることが多いのです。
すると腰+お尻+太ももの後ろが痛くなってきます。
お尻の痛みが出るか出ないかで、痛みを出している原因が変わってくることがあります。
 
さきほど「そうかもしれません(^皿^)」と書いたのは、細かく見ると坐骨神経痛が関係していないこともあるということなんですね!
 

もっとも痛い方から見れば、名前なんてどうでも良い、ってカンジですよね。
そういう時はどんな風に体を動かすと痛いか教えてください。
体を前に倒す(前屈する)と痛い
体を横に倒す(側屈する)と痛い
痛い方に体重を乗せるともっと痛くなる?
痛くない方に体重を乗せるともっと痛くなる?
など。
これらは整形外科(どうやって体を動かした時に痛みが出るか)テストの答えにもつながります。
さらに、どうやったら痛くなくなるのかも教えてもらえると、改善へのヒントにもつながります。
 
痛みを持つ方と、施術する側とが一緒になって原因を考えていけると良いですね。

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認知症(2)

今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。

柏 整体

前回からしばらくたっているので、簡単に認知症の復習と関連することを書きます。

 

認知症とは、脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態をいいます。認知症は、高齢期では誰にでも起こる可能性があります。

 

認知症の症状は、大きく分けると「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」の2つに分けることができます。

 

○中核症状
 病気等により脳の細胞が壊れ、その細胞が担っていた機能が失われたために生じる症状
記憶障害
・さっき聞いたことが思い出せない
・覚えていたはずの記憶が失われる
見当識障害
・時間・季節・場所等の感覚が分からなくなる
・道順などが分からなくなる
理解・判断力の障害
・考えるスピードが遅くなる
・いつもと違うことで混乱しやすくなる
実行機能障害
・前もって計画をたてることができない
・家電や自販機などが使いこなせない

 

○行動・心理症状(BPSD)
 「中核症状」により生活上の困難にうまく適応できない場合に、本人の性格、環境、身体状況が加わって起こる症状
たとえば・・・
中核症状
大事なものを自分でしまい込み、しまったこと自体を忘れる。(記憶障害)
性格、環境、身体状況(例)
・自立心が強い
・子どもに世話や迷惑をかけたくない
・もの忘れに対する不安を打ち消したい
行動・心理症状(BPSD)
「家族が、わたしの大事な物を盗んだ!」と言う。(もの盗られ妄想)

 

こんなときは・・・
・こうした妄想は、最も身近で介護している方に向けられることが多いので、周囲が理解して介護者を支えることが大切です。
・こうした症状は頻発しやすい時期があります。いずれは治まると知っていることで、対応しやすくなります。

 

さて、問題です。
Q「昨晩の夕食、何を食べたかさっぱり覚えていないの。私は、認知症かしら?」

 

認知症の方は、行動自体を全く忘れてしまいます。
ですから、夕食を食べたことすら記憶にありません。
夕食を食べたことは覚えているので、認知症ではないようです。

 

認知症で皆さんがよく思い出す記憶障害について詳しく(認知症ネットより)

 

記憶障害とは、その名の通り自分の体験した出来事や過去についての記憶が抜け落ちてしまう障害のことを言い、認知症の中核症状のひとつです。

 

私たちのような自覚のある物忘れとは違い、自覚がなく、それゆえに日常生活に支障が出てきます。また、最近のことからだんだん忘れていくという特徴があります。そして、中核症状全般にいえることですが、進行とともに悪化していきます。

 

記憶障害は大きく5つに分かれます
認知症に関する記憶の種類には、短期記憶、長期記憶、エピソード記憶、手続き記憶、意味記憶の大きく5つがあると考えられています。

 

(1)短期記憶障害
短期記憶とは、短い期間のみ記憶として脳に格納される(海馬という部分に送られる)出来事を指し、時間の経過とともに忘れ去られるか長期記憶に移行されます。認知症の方は、短期記憶にすら記憶が格納されにくく(海馬が正常に作動せず)新しい事を覚える事がとても難しくなります。これを短期記憶障害といいます。
具体的には、今日の日付が分からない、どこに物を置いたか忘れる(いつも探し物をしている)何度も同じことを聞くなどの症状が見られるようになります。
また、新しい記憶だけでなく今までの記憶すら徐々に失われていきます。認知症初期には比較的直近の記憶から失われていき、ついさっきの出来事が思い出せなくなり、次第に思い出せない事が増えていきます。

 

(2)長期記憶障害
長期記憶とは今までに体験した出来事で、普段は考えていなくても、何かのキッカケで記憶の底から思い出すことのできる記憶をいいます。健常者であれば基本的には亡くなるまで持ち続ける記憶です。これらの記憶が抜け落ちてしまうことを、長期記憶障害といいます。
具体的には一般的に知られている「祝日の名前」や「自分が通った学校の名前」「子供の消息」「自分の職業」についてなど、本人なら当然知っているはずの出来事についても、認知症が進行すると忘れてしまい、最終的には家族の名前や顔も忘れてしまいます。例えば結婚したことを忘れて、女性であれば旧姓で呼ばないと気付いてもらえないことがあります。

 

(3)エピソード記憶の障害
体験したこと(エピソード)そのものを忘れてしまう障害です。本人は体験自体が抜け落ちているので、周囲と話がかみ合わなくなり、人間関係が悪化することがあります。

 

(4)手続き記憶の障害
身体で覚えたことを忘れてしまう障害です。身体で覚えたことは比較的保たれている傾向があるので、包丁で食材を切ったり、洗濯物をたたんだり等々、できることを役割にして、生きがいにつなげるケアを行ったりしています。

 

(5)意味記憶の障害
言葉の意味を忘れてしまう障害です。「あれ」とか「それ」などの表現が多くなり、意思疎通が難しくなってきます。

 

記憶障害の症状
一般に、認知症の進行度にあわせて、記憶障害の症状も悪化していきます。ここでは、進行度に応じてあらわれる症状を具体的なケースで見ていきましょう。

 

初期の症状
初期段階では、新しい事柄が覚えられないことで、日常的に同じことを繰り返し聞いてくることがあります。また物をしまった場所も忘れたりするので、探し物が多くなることもあります。あるいは水道の蛇口を閉め忘れて水を出しっぱなしにしたり、火をつけっぱなしにして鍋を焦がしてしまうこともあります。

 

中期の症状
進行してくると、体験そのものを忘れていきます。物をしまったことそのものを忘れてしまいますので..
後期の症状
さらに進行すると、昔のことも忘れてしまったり、身体になじんだはずの包丁の使い方も忘れてしまったり、言葉の意味も分からなくなって「あれ」とか「それ」とか、よく使う特定の言葉だけを使うようになったりします。

 

記憶障害がでたときの周囲の対応
本人に安心してもらうことが対応の第一歩
記憶障害は、本人に自覚がありませんし、進行性の障害ですので、周囲の人や環境を本人に合わせる必要があります。
本人に体験そのものが抜け落ちてしまっていると、本人にとってその体験(事実)は存在しないことになります。こうして本人が認識している世界と、周囲の人が認識している世界にズレが生じます。本人にとっては、自分の認識している世界こそが真実なので、周囲の人が事実を伝えても、本人はウソを言われていると認識します。
つまり、本人の言動を訂正することは、本人からしてみれば、自分の言動を否定されたり、抑制されている感覚になります。
周囲の人は、本人の言動を訂正しがちになりますが、それをすればするほど、本人の不安は高まり、逆効果となります。周囲の人が本人に合わせる必要性があるというのは、こういう理由です。 まずは、本人の言動を笑顔でいったん受け止めて、安心してもらうことが対応の第一歩となります。

 

記憶障害の改善策
かかりつけ医に相談して適切な処方を
基本的に進行性の障害ですので、改善は難しいといえますが、1999年と2011年にそれぞれ進行を遅らせる薬が処方されるようになりました。 主治医に本人の症状や状態を具体的に説明し、相談されたうえで、本人に合った薬と分量を処方してもらうとよいでしょう。
また周囲の人や環境が、本人の不安を高めるような状態も、認知症の進行を促進させてしまう可能性があるので、対応にも配慮することが重要です。

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