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整体日記

年別アーカイブ: 2015年

認知症(2)

今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。

柏 整体

前回からしばらくたっているので、簡単に認知症の復習と関連することを書きます。

 

認知症とは、脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態をいいます。認知症は、高齢期では誰にでも起こる可能性があります。

 

認知症の症状は、大きく分けると「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」の2つに分けることができます。

 

○中核症状
 病気等により脳の細胞が壊れ、その細胞が担っていた機能が失われたために生じる症状
記憶障害
・さっき聞いたことが思い出せない
・覚えていたはずの記憶が失われる
見当識障害
・時間・季節・場所等の感覚が分からなくなる
・道順などが分からなくなる
理解・判断力の障害
・考えるスピードが遅くなる
・いつもと違うことで混乱しやすくなる
実行機能障害
・前もって計画をたてることができない
・家電や自販機などが使いこなせない

 

○行動・心理症状(BPSD)
 「中核症状」により生活上の困難にうまく適応できない場合に、本人の性格、環境、身体状況が加わって起こる症状
たとえば・・・
中核症状
大事なものを自分でしまい込み、しまったこと自体を忘れる。(記憶障害)
性格、環境、身体状況(例)
・自立心が強い
・子どもに世話や迷惑をかけたくない
・もの忘れに対する不安を打ち消したい
行動・心理症状(BPSD)
「家族が、わたしの大事な物を盗んだ!」と言う。(もの盗られ妄想)

 

こんなときは・・・
・こうした妄想は、最も身近で介護している方に向けられることが多いので、周囲が理解して介護者を支えることが大切です。
・こうした症状は頻発しやすい時期があります。いずれは治まると知っていることで、対応しやすくなります。

 

さて、問題です。
Q「昨晩の夕食、何を食べたかさっぱり覚えていないの。私は、認知症かしら?」

 

認知症の方は、行動自体を全く忘れてしまいます。
ですから、夕食を食べたことすら記憶にありません。
夕食を食べたことは覚えているので、認知症ではないようです。

 

認知症で皆さんがよく思い出す記憶障害について詳しく(認知症ネットより)

 

記憶障害とは、その名の通り自分の体験した出来事や過去についての記憶が抜け落ちてしまう障害のことを言い、認知症の中核症状のひとつです。

 

私たちのような自覚のある物忘れとは違い、自覚がなく、それゆえに日常生活に支障が出てきます。また、最近のことからだんだん忘れていくという特徴があります。そして、中核症状全般にいえることですが、進行とともに悪化していきます。

 

記憶障害は大きく5つに分かれます
認知症に関する記憶の種類には、短期記憶、長期記憶、エピソード記憶、手続き記憶、意味記憶の大きく5つがあると考えられています。

 

(1)短期記憶障害
短期記憶とは、短い期間のみ記憶として脳に格納される(海馬という部分に送られる)出来事を指し、時間の経過とともに忘れ去られるか長期記憶に移行されます。認知症の方は、短期記憶にすら記憶が格納されにくく(海馬が正常に作動せず)新しい事を覚える事がとても難しくなります。これを短期記憶障害といいます。
具体的には、今日の日付が分からない、どこに物を置いたか忘れる(いつも探し物をしている)何度も同じことを聞くなどの症状が見られるようになります。
また、新しい記憶だけでなく今までの記憶すら徐々に失われていきます。認知症初期には比較的直近の記憶から失われていき、ついさっきの出来事が思い出せなくなり、次第に思い出せない事が増えていきます。

 

(2)長期記憶障害
長期記憶とは今までに体験した出来事で、普段は考えていなくても、何かのキッカケで記憶の底から思い出すことのできる記憶をいいます。健常者であれば基本的には亡くなるまで持ち続ける記憶です。これらの記憶が抜け落ちてしまうことを、長期記憶障害といいます。
具体的には一般的に知られている「祝日の名前」や「自分が通った学校の名前」「子供の消息」「自分の職業」についてなど、本人なら当然知っているはずの出来事についても、認知症が進行すると忘れてしまい、最終的には家族の名前や顔も忘れてしまいます。例えば結婚したことを忘れて、女性であれば旧姓で呼ばないと気付いてもらえないことがあります。

 

(3)エピソード記憶の障害
体験したこと(エピソード)そのものを忘れてしまう障害です。本人は体験自体が抜け落ちているので、周囲と話がかみ合わなくなり、人間関係が悪化することがあります。

 

(4)手続き記憶の障害
身体で覚えたことを忘れてしまう障害です。身体で覚えたことは比較的保たれている傾向があるので、包丁で食材を切ったり、洗濯物をたたんだり等々、できることを役割にして、生きがいにつなげるケアを行ったりしています。

 

(5)意味記憶の障害
言葉の意味を忘れてしまう障害です。「あれ」とか「それ」などの表現が多くなり、意思疎通が難しくなってきます。

 

記憶障害の症状
一般に、認知症の進行度にあわせて、記憶障害の症状も悪化していきます。ここでは、進行度に応じてあらわれる症状を具体的なケースで見ていきましょう。

 

初期の症状
初期段階では、新しい事柄が覚えられないことで、日常的に同じことを繰り返し聞いてくることがあります。また物をしまった場所も忘れたりするので、探し物が多くなることもあります。あるいは水道の蛇口を閉め忘れて水を出しっぱなしにしたり、火をつけっぱなしにして鍋を焦がしてしまうこともあります。

 

中期の症状
進行してくると、体験そのものを忘れていきます。物をしまったことそのものを忘れてしまいますので..
後期の症状
さらに進行すると、昔のことも忘れてしまったり、身体になじんだはずの包丁の使い方も忘れてしまったり、言葉の意味も分からなくなって「あれ」とか「それ」とか、よく使う特定の言葉だけを使うようになったりします。

 

記憶障害がでたときの周囲の対応
本人に安心してもらうことが対応の第一歩
記憶障害は、本人に自覚がありませんし、進行性の障害ですので、周囲の人や環境を本人に合わせる必要があります。
本人に体験そのものが抜け落ちてしまっていると、本人にとってその体験(事実)は存在しないことになります。こうして本人が認識している世界と、周囲の人が認識している世界にズレが生じます。本人にとっては、自分の認識している世界こそが真実なので、周囲の人が事実を伝えても、本人はウソを言われていると認識します。
つまり、本人の言動を訂正することは、本人からしてみれば、自分の言動を否定されたり、抑制されている感覚になります。
周囲の人は、本人の言動を訂正しがちになりますが、それをすればするほど、本人の不安は高まり、逆効果となります。周囲の人が本人に合わせる必要性があるというのは、こういう理由です。 まずは、本人の言動を笑顔でいったん受け止めて、安心してもらうことが対応の第一歩となります。

 

記憶障害の改善策
かかりつけ医に相談して適切な処方を
基本的に進行性の障害ですので、改善は難しいといえますが、1999年と2011年にそれぞれ進行を遅らせる薬が処方されるようになりました。 主治医に本人の症状や状態を具体的に説明し、相談されたうえで、本人に合った薬と分量を処方してもらうとよいでしょう。
また周囲の人や環境が、本人の不安を高めるような状態も、認知症の進行を促進させてしまう可能性があるので、対応にも配慮することが重要です。

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柏の整体|国際SOT(仙骨後頭骨テクニック)インストラクター試験合格しました!

先日、所属しているパシフィックアジアカイロプラクティック協会にて、カイロプラクティックのテクニックであるSOT(仙骨後頭骨テクニック)の国際インストラクター試験を受けてまいりました!

結果は、見事に合格!!

柏市 SOT

SOT資格認定試験は、アメリカのSOT研究協会であるSORSI(国際仙骨後頭骨学会)が作成した試験で、SOTインストラクターを認定するために行っている試験です。

このインストラクター資格がなければ、SORSIはもちろん、SOTO各国内でのセミナーや教授を行うことができません。日本の提携SOT研究機関であるSOTO-JAPANでも、この試験問題を翻訳し、世界共通の認定試験として出題しております。

 

試験は3つのプロセスに分かれていて、それぞれ受験資格が異なっております。(今回私が受験したのはベーシック試験です。)

何年、何十時間とセミナーを受講された先生がこの試験にチャレンジしますが、合格率は約50%。決して簡単な試験ではございません。

逆を言えば、この試験に合格すれば正当なSOTの教育を受け、多くの勉強をしてきたということ、そして世界各国のSOTインストラクターと同レベルの実力があるという証明になります。

 

カイロプラクティックは、日本では法制化されていませんので、カイロプラクターの技術レベルを図ることが非常に難しく、それに伴って整体院の選択も難しいところがあるかと思いますが、今回のSORSI(国際仙骨後頭骨学会)認定SOTインストラクター試験合格は、私自身の学習だけでなく、どんなところに通ってよいのかわからない方に安心して通って頂ける選択基準のひとつになるのかなと思っております。

 

柏市近辺で整体院を探している方は、安心して当院にお越しください!

 

 

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効率よく運動をしましょう!!

今回のブログは 志木クラニオ・カイロプラクティック整体院 勝畑 学先生の記事を引用しています。

柏 整体

朝晩は随分と冷え込むようになってきました。
今年の夏は突然終了してまったような感じでしたが、今になってやっと秋らしくなってきたような気がします。
さて、THSリレー式ブログ、今回は私、勝畑の記事になります。

 

我々、施術家は筋や骨などをいじり(笑)ます。今回は自分自身の復習も含め、筋肉やその仕組みについて基本的な事をまとめてみました。
ちょっと、中学・高校時代の理科っぽくもありますが・・・・。

 

ラグビー日本代表が大活躍しましたが、ラグビーを始め、ボディビルや格闘技の選手などは、うっとりとしてしまうほど、素晴らしい筋肉を持っていますよね?

 

筋肉は筋線維という細胞でできており、これを一本の紐とするのなら、筋線維はさらに筋原線維という糸のようなものからできています。

柏市 整体

 

例えば、脳が腕を曲げようとか伸ばそうという信号を送ると、この筋原線維が伸びたり、縮んだりという仕組みです。

柏 整体

 筋肉には体を動かす
●骨格筋(Skeletal muscle)

 

心臓を動かす
●心筋(Cardiac muscle)

 

内蔵の壁を構成している
●平滑筋(Smooth muscle)

 

の三種類があります。
筋の種類はたった三種類ではあるものの、体内の筋肉は名前の付いているものだけでも約640個近くもあり、立って歩くだけの動作にも100個以上の筋肉が関わり使われています。

 

また、きんにくの端には腱という硬くなった部分があり、それが骨と付着しています(つまり、筋の両端は腱になって骨に付着)。
それら多くの筋肉の中で最も大きいのは大臀筋、最も強い筋肉はものを噛む時に使用する咬筋、最も活発に動くのが眼球の筋肉だそうです。

 

筋肉のエネルギー源はブドウ糖、ブドウ糖が不足すると肝臓に蓄えられていたグリコーゲンがブドウ糖に変わって補給されます。

 

スポーツをする時など、骨格筋が大活躍する訳ですが、その時、体は酸素を使用してブドウ糖を分解しエネルギーを作り出しています。
そのブドウ糖が不足してしまうと筋肉内には乳酸が溜まり、大きく疲労度が増してしまいます。
それ故、マラソンやサッカー、ラグビーなど激しいスポーツの選手たちの多くは、レースや試合の合間にしばしばブドウ糖などをを補給しているという訳です(競技中、糖分不足で低血糖に陥ると、急激に体は極度疲労し集中力も失ってしまうから)。

 

最近ではスポーツ選手ではなくても、業務終了後にスポーツジムに通ったりする人も増えているようですが、こういう場合でも気を抜くと低血糖になりがちではあるので、軽く甘いものを食べるなど糖分補給をしてから運動をすると効率がよいと言われています。
また、トレーニング後にタンパク質(アミノ酸)を糖分と一緒に摂取すると、体の筋肉合成や骨の強度を増すのには効果的だそうです。

 

秋は運動やトレーニングにもとてもよい季節です。筋肉や体について軽い知識があればより効率的に楽しく、PLAYする事ができるのではないでしょうか?

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