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整体日記

日別アーカイブ: 2016年6月26日

思考パターンと痛み

今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
柏 整体
今日は痛みを感じるときの自分のクセについて考えてみましょう。
 
体の痛みには2種類あることをご存知ですか?
1つ目は ケガや病気などで起きる痛み
2つ目は ケガや病気が治った後もずっと続く痛みです。
 
1つ目は体への警報の役割があり、その痛みを知り対処することで体を守るためのものです。
例えば熱いものを触ったら、手を引っ込める。
手が切れて血が出たら止血するこのようなものです。
 
2つ目の痛みはここが痛い、と特定できずここら辺が痛い、というように痛み自体が明確ではありません。
痛みの原因となるようなケガや病気はないのに痛みが6か月以上続いている状態は「慢性疼痛」と言います。これは体にとっては無いほうがありがたい痛みです。
 

ストレスを感じると痛みが強くなるというお話を聞いたことがありますか?
最近はTVなどでも取り上げられていますね。
 
会社で嫌なことがあった苦手な人と一緒に行動しなければいけないそういうことがストレスになります。
 

いかにもわかりやすいこういうストレスはもちろんですが自分の考え方、思考のクセも知らず知らずのうちも痛みを作っています。 

例えば
1.デスクワークをすると肩がこるんだよな
2.立ってると楽だけど、椅子に座ったあとに腰痛がいつも出るみたいだ
3.家の掃除をしなくちゃ、面倒くさいなあ
4.電車の中でぶつかってきたあの人謝りもしない、ハラ立つなー
5.失敗しちゃった。やっぱり私がやると必ずどこかでミスをしてしまう
 
1,2に関しては何かの行動と痛みを結びつけてますよね。
長時間のデスクワークは肩こりなどを誘発させやすいですが、
この考え方だとデスクワークそのものが肩こりの原因のように考えてしまいます。
でももし、『会社の机といすの高さが自分にあっていない』ことが肩こりの原因だとしたら、
自宅でのデスクワークでは肩こりがおこらなくなるかもしれません。
でもこのように考えていると、『机に向かって行う作業は必ず肩こりになる』と決めつけています。
 
2でも同様に、『椅子に座ること=腰痛』という図式ができあがっています。
これらは痛みと直結する考えのクセといえるのではないでしょうか。
 

一方で3,4,5などは痛みに直結してはいないですね。
3は自分が得意でないことへのネガティブな思考
4は電車が大きく揺れたせいでわざとではありません
5は自己否定です。
 
しかしこれらも立派な感情的ストレスです。そして感情的ストレスは
・体の緊張感を高め血行を悪くする
・痛み物質を誘発する
・筋を緊張させ、体の痛みを作りやすい
のです。
考えてるだけで痛みを作りやすくなるなんて困っちゃいますね。
 

でも、このような考え方のクセって誰にでもありませんか?
それではどうしたらよいでしょう。
 
1,2のように痛みと直結させている思考についてはそれを解決する方法を探すことができます。
デスクワークをすると肩がこる?本当にそうかな?
 →机といすの高さがあっていないかも、直してみようその結果が肩こりが楽になったら 机といすの高さが問題だったんだ、これで肩こりが少し楽になるぞと問題が解消されたことを自分で認めることです。

 
するとデスクワーク=肩こりの意識がなくなっていき、体の痛みと自分の思考のクセを解くことがでるでしょう。
 

一方で3,4,5はどうでしょうか?
これ自体は何かの痛みに直結してはいませんね。
ですが、マイナスな思考は感情的ストレスですから体の不調を招く温床になる可能性があるのです。
 
そこで「嫌だなぁ」と考えない方法を探してみませんか?
 
何か特定の動作が嫌だ、苦手だという場合疲れない範囲でやってみよう、1つだけでいいやなど楽にできる範囲で行動する。
 
例:全部いっぺんに片づけるのはムリだから、玄関だけやろう
それができたら一か所なら簡単にできる。
 →私にもできる、えらいえらい、スッキリ気持ちいい
など解決できたことを認識してください。
 
他人や自分を嫌悪する、否定する場合常に自己否定の傾向がありませんか?
・いつも私ばっかりついてない→電車が揺れたせいだから私以外にも踏まれた人がいるだろうな
・私って何もできない→○○ができていなかったので調べなおそう
 

このように自分の思考のクセを見つけて修正していくだけでも痛みの改善につながっていくことでしょう。
ぜひ実践されてみてください。
 

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