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整体日記

月別アーカイブ: 2016年6月

子供でもうつ的になるんです

今回のブログは  たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生の記事を引用しています。

柏 整体

2004年度における北海道の小中学生に対する「うつ傾向の子供」の調査を行ったところ
小学生の7.8%約12人に1人がうつ傾向
中学生の22.8%約4人に1人がうつ傾向
 
え!?子供なのに「うつ」なんか起こるの!とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
天真爛漫で元気なのが子供というイメージから、うつやうつ傾向という元気がなく気持ちが落ち込んでる子供というのは想像しにくいかと思います。
 
また、自分の子供がまさかうつ病になるなんて信じられなかったり、信じたくないという風になってしまうかと思います。
 
しかし、子供のうつを信じたくないという方は、考えを改めてください。
もし、ご自分の大切なお子さんがうつになり、それを見逃してしまうと、成長とともにうつが重くなってしまい、最悪の場合、自殺という悲劇すら招きかねません。
 
そうならないためには、子供のうつに早く気が付いて重い症状になる前にしっかり治してあげることが大切です。
 
うつ病と言っても個人差があり、軽度なものから重い症状までと、段階的にわかれます。
幼い子供のほとんどの場合軽度なうつ病が多く、年齢を重ねるごとに重いうつ病へと増加する傾向があるようです。
そのため、軽度なうつ病の状態を見逃してしまって、重症化する前に発見し、早い段階で対処することがとても重要になってきます。
 
うつ病の症状と気分の落ち込みは違います
やる気が全く起きてこない、うつな気分というものは、殆んどの方が経験されたことはあるかと思いますが、それを差してうつ病とは言いません。
本来ならそのやる気のない状態があっても、気分転換などを行うことで数日のうちに元の状態に回復されます。
 
うつ病の場合は、何らかの要因で強いストレスを感じてうつな状態となり、そのうつ状態が2週間以上続き、同時に生活においてもマイナス的な態度や言動が増え、元の状態に戻らない場合うつ病の可能性が高いといえます。
 
特にこ「うつ病」の状態に陥ってしまっている場合。
認知面や行動面で問題が生じてきます。
 
<認知面の問題>
・考え
否定的な考え、興味の低下、無関心、自尊心の低下、自殺願望など
・ココロ
意識の低下、無力感、絶望感、焦燥感、悲しみ、みじめさ、いらだちなど
 
<行動面>
・カラダ
やる気の低下、集中力の低下、睡眠障害、食欲障害、メタボ、日内変動、慢性疲労など
・社会
社交性の低下、対人関係の失敗、学業困難、不登校など
 

柏 整体

 
うつ状態になる場合、この悪影響の循環が止まらずどんどんうつが悪化していきます。
 

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「COPD」とは?

柏市 整体

 

最近テレビのCMなどでもよく耳にする「慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic=慢性、Obstructive=閉塞性、Pulmonary=肺、Disease=病気)」は、近年では右肩上がりに患者数が増え続け、国を挙げて予防に取り組んでいる生活習慣病です。

 

長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPDは「たばこ病」あるいは「肺の生活習慣病」ともいわれています。

 

以前は、COPDは肺の疾患である「肺気腫」と、気管支の疾患である「慢性気管支炎」に分かれていました。
しかし、現在ではたばこが原因であるという共通点があること、両者が合併することが多いことから、この2つを合わせてCOPDと呼ぶようになりました。
COPDはたばこの煙など有害な粒子や、ガスの吸入による慢性的な炎症が要因となります。
肺におけるダメージとしては、細胞の壁が破壊されてしまいます。
一度に全部が壊れてしまうわけではありませんが、壊れた場所が隣どうしでつながってしまい、表面積が減少し、呼吸効率が落ちることで肺の機能が低下し、息切れを起こしやすくなります。

 

また、その肺胞がつながった部分に空気が溜まり、膨らみきった風船のようになることで、酸素と二酸化炭素の入れ替えが上手くできなくなってしまいます。
この肺胞が壊れた状態を「肺気腫」ともいいます。

 

たばこの煙は気管支にもダメージを与えます。
たばこの煙により長期にわたって刺激を受け続けることで炎症を起こし、痰の量が増え、痰の絡んだ咳が続くようになります。
これがいわゆる「慢性気管支炎です。」
日本人の40歳以上のCOPD有病率は8.6%であり、患者数にして530万人以上と推定されています。
しかし、2014年の厚生労働省患者調査によると、病院でCOPDと診断された患者数は約26万人です。

 

つまり、COPDであるのに受診していない人は500万人以上に上ると考えられ、多くの人がCOPDであるのに受診に気付いていない、もしくは、正しく診断されていないことになります。
厚生労働省の調査によれば、2014年度COPDにおける死亡数は全体で10位、男性では8位となっています。

 

WHO(世界保健機関)では、患者数と死亡者数は世界的に今後も増加すると考えられ、2030年までには世界の死因の第3位になると予測されています。
世界的に主要な死亡原因の1つでありながら、社会的な認知が十分とはいえないため、COPD啓発に向けたさまざまな運動が世界各地で行われています。
COPDが進行すると、少し動いただけでも息切れを起こし、日常生活もままならなくなります。

さらに進行すると、呼吸不全や心不全を起こす命にかかわる病気であるため、早期発見、早期治療が大変重要です。

 

◇かぜでもないのに、痰の絡んだ咳がずっと続く

◇階段や坂道でよく息切れする

◇年齢は40歳以上

◇たばこを吸う

 

上記の項目に当てはまる方は、定期的に病院で呼吸器の検査を受けるようにしましょう!

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