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今回のブログ作成者は たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生の記事を引用しています。
Healthy atom=健康な因子 Free Radical=活性酸素
フリーラジカル(Free Radicals)とは
酸素はご存知の通りO2原子から出来て、そのなかの電子は2つが対となって安定し存在しています。
それに対して、フリーラジカルは分子が分裂して不対電子をもつ産物が生じる際に、酸化物質が発生してしまいます。
このように発生したものが「活性酸素」であり、この活性酸素が体内の正常な細胞を攻撃し様々な病気を引き起こします。
活性酸素の発生は、体内に取り込まれた酸素が赤血球によって細胞に運ばれ、脂肪や糖分を燃やしてエネルギーを燃やしてエネルギーを発生させます。
その際に使われた酸素の2%が活性酸素となっています、簡単に言えば、車の排ガスみたいなものですね。
他にも紫外線や食品添加物、タバコなどが活性酸素を発生させるのに影響があると言われています。
特にタバコの喫煙は影響が強く、タバコ一本で100兆もの活性酸素を発生すると言われています。
やはり、タバコは身体にとって百害あって一利なしですね。
また、ポテトチップスなどの油分の多い食品等も活性酸素を活性化してしまうので摂りすぎには注意が必要です。
そして、ストレスも要注意です。ストレスホルモンの一種コルチゾルは、免疫機能の重要な役割を担う、NK細胞の機能を停止させてしまうだけでは無く、その生成時には活性酸素も発生させてしまうためです。
活性酸素による体内の酸化は、リンゴの酸化から見て取ることが出来ます。
ご存知の通り、リンゴを切ってそのままにしておくと、切り口が酸化して茶色く変色してきます。それと同じように私たちの体内でも同じようなことが起こっているのです。
活性酸素が原因と考えられる問題
<血管系の疾患>
血液の老化・動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・脳梗塞
<内科系疾患>
がん・糖尿病・白内障・肝炎・腎炎・胃潰瘍・腸管潰瘍・性欲減退
<皮膚科系疾患>
膠原病・パーキンソン病・ベーチェト病・川崎病・関節リュウマチ・レイノー病
<その他>
アレルギー(花粉症、鼻炎)・冷え性・肩こり・便秘・疲労・二日酔い
活性酸を取り除く効果が期待できる『水素』
水素自体の還元力はそれほど強いものではなく、どちらかというと弱いものですが、そのため大切な善玉活性酸素には反応せず、酸化力の強い悪玉活性酸素にだけ反応するためです。
つまり、身体に良いものはそのままで、悪いものだけに反応し除去してくれるのです。
水素と反応した悪玉活性酸素は水になって無害化されます。
そして、水素にはもう一つ大きなメリットがあり『身体の隅々まで』届くということです。
水素はあらゆる物質の中で、様々な物質の中で最も小さいため、優れた拡散性があり、水にも油にも溶け込むことが可能なためです。
<それによって以下のような効果が期待できます>
1、身体のデトックスと浄化が行われます。
2、お肌のハリを回復させシワを減らす。
3、体内環境を保ち、太りにくい体質に変える。
4、新陳代謝を促進する。
5.疲労を解消し、プレッシャーを和らげる。
6、勉強の効率をアップさせ記憶力を向上させる。
以上のような効果が水素によって期待できます。
最近の健康ブームのなのが、自動車でも未来のエネルギーとして注目されている「水素」です。
特に、抗酸化物質として水素は地球上でもっとも優れたものとして注目の的です。
抗酸化とは字のごとく、肌トラブルや老化の原因である抗酸化物質を除去する働きのことです。
水素を服用して瞬間から変化がすぐ起こる方もいるようですが、通常4週間ほど続けることで変化が起こると言われています。
最近、疲れやすい日が続くといった方は試してもよいかもしれませんよ!
今回のブログは 世田谷カイロプラクティック・整体院 立花 健仁先生の記事を引用しています。
3月も半ばなのに寒い日が続いていますね。今年は本当に寒暖差が大きいです。急激な温度変化は自立神経や内蔵に負担を発生させて様々な不調の原因になります。こまめな服装の脱着で体温管理をしっかりとして下さいね。
さて、最近の私のブログでは「サプリメント」について触れてきましたが、これからしばらくの間は「内蔵についてのあれこれ」をご紹介させて頂きたいと思います。
今日は、最近なにかと話題になることが多い「腸」についてご説明させて頂きます。
近年の研究で腸についての色々な新事実が分かって来ているそうです。
腸は、単なる消化器官ではなく”第二の脳”とも言われるほど重要な臓器で実にさまざまな働きをしているらしいのです。
40億年にわたる生物の進化の歴史を見ていくと、その8分の7は脳を持たずに腸のみで生きる時代でした。脳のない生物は腸が脳の代わりをして体全体をコントロールしていたそうです。脳が出来たのは今から5億年前くらいですから、脳の歴史は腸よりもうんと浅いのです。
腸には、さまざまな情報を受け取る神経細胞が張り巡らされ、脳からの指示をうけずに独立して働くことができます。それだけではなく脳を介さずに腸以外の器官に指令をだすことも出来るそうです。
私たちは体の全ては「脳」が支配していると考えがちですが、実は腸が直接に指令を出している事も多いのです。
例えば脳は添加物のおいしさにいとも簡単にだまされて、体に悪いものをどんどん食べさせようとしますが、腸は体に悪いものがすぐに分かり、速やかに体外に出してしまいます。
脳はだまされやすく、思い込みもします。でも腸は賢いので、そう簡単にだまされません。このように賢くて働きものの腸ですがその働きについてもう少し詳しく説明してみたいと思います。
【腸の主な働き】
(1)消化・吸収
取り入れた食物を分子レベルに分解して体内に吸収します。吸収された栄養分は血液で肝臓へ運ばれます。
(2)免疫活動
腸は体の中で最大の免疫機関と言われています。免疫細胞(白血球)の約7割は腸に集中しており食事や呼吸の際に大量に入ってくる有害な細菌やウイルスを腸で撃退して体内に吸収させないようにしています。
(3)セロトニンやビタミンなどの生産
セロトニンなどの情報伝達物質やビタミンなども生産します。セロトニンは脳の情報伝達に必要な物質ですが、実は脳が作り出すセロトニンはほんのわずかで約90%は腸が作っています。
(4)独自の判断で動いたり、他の部位に指令を出す
腸には独自の神経細胞ネットワークがあり、消化吸収、免疫活動、排便などの働きは独自の判断で行なっています。更に腸以外の部位にも脳を介さず指令を出すことが出来るそうです。
(5)血液の生産
医学会の中の一部には腸は血液を生産する造血器官だという意見もあります。
※一般的には血液は脊髄で生産されると言われています。
このように賢くて働き者の腸ですが、実はその腸の働きを支えているのは腸内細菌です。腸内細菌は500以上の種類がいて、その数は1000兆個もあるそうです。
代表的なものは皆さんもよく知っている乳酸菌やビフィズス菌です。
これらの腸内細菌が活発に働いてくれることにより、私たちは健康な体を維持することができるのです。
チョット長くなってしまいましたので、腸内細菌の詳しい働きについては次回のブログでご説明させていただきます。次回の記事を是非ご期待下さい。
今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。
あなたは「20世紀の発見の中で人類をもっとも幸福にしたものは何ですか」と
尋ねられては何を思い浮かべるでしょうか。
いろいろあることと思います。
上記の質問は2000年に読売新聞社が行ったアンケートだそうです。
「今世紀作られたものの中で、人類を最も幸福にしたものは何か」・・・・・。
そのアンケートで一番だったのは、「ペニシリン」だそうです。
「ペニシリン」とはアオカビから取れる抗生物質です。
抗生物質は、菌類が自分の餌を確保するために、自分に近寄ってきた他の微生物を追いやる時に作り出す物質でした。
これを抽出して菌や細菌をやっつけるのみ使うようになったわけです。
20世紀、今でこそ生活習慣病の1つ「ガン」が死亡率のトップですが、戦後間もなくは、感染症が死亡率のトップでした。
明治期などはあれほど戦争があったにも関わらず、コレラ菌による死亡者数だけで、戦死者の3倍になっていたといいます。
こんな20世紀だからこそ、最初に発見された既往性物質であるペニシリンが20世紀で人類を最も幸福にしたものに選ばれたのでしょう。
ご年配の回答者が多かったのかもしれません。
近年は化学的にこの抗生物質を合成できるようになっていますね。
この化学的に作られた抗生物質を抗菌剤や抗菌薬といいます。
この二つを含めて抗生物質と呼ばれているわけです。
さて、ペニシリンは1928年にイギリスの細菌学者フレミングによって発見されました。
1940年代後半から医療の現場ではよく使われるようになります。
それにしても、アオカビからこんな物質を取り出すなんてすごいですね。
このさまざまな病気に有用な抗生物質を探すために、世界の感染症学者はドブさらいや糞の中の微生物の研究にいそしんだといいますから、頭が下がります。
日本は特に黄熱病や梅毒を発見した野口英世、破傷風の発見者である北里柴三郎、赤痢菌の志賀潔などの世界に名だたる学者を輩出していますね。
当時の死亡原因を考えるとき、感染症への力の入れようはうなずけるものがあります。
しかし、そんな先人の努力の結晶である抗生物質が菌たちに対して、徐々に効かなくなってきていることをみなさんはご存じのことと思います。
それどころか、一端はなくなったともいえる肺炎が2003年には日本の死亡率で第4位となっており、約10万人の人が肺炎で死んでいるのです。
(文春新書『薬が効かない』著者 三瀬勝利 2004年厚生統計協会の資料より)
肺炎はペニシリンによって克服されたはずでした。
しかし、抗生物質が効かない肺炎菌が増えてきたのです。
さまざまな菌や細菌たちは、抗生物質を分解させたり、変化させたり、はたまた自己変革したりと6種類もの方法で撃退するといいます。
大量に必要以上に医療現場で使われてきたために、耐性菌が増えているのです。
必要以上に使われるのは医療現場だけではありません。
家畜の餌、家畜用のクスリ、養殖、農業にも大量に使われます。
日本は世界一の抗生物質使用国です。
そんな中、菌たちは生きようと必死です。
抗生物質を大量に使われても、わずかに生き残った菌たちが、いわば抗生物質に対して、免疫力をつけるわけです。
どんなにクスリを発明しようとキリが無い気がしてきますね。
さらに、抗菌グッズやさまざまな抗菌剤の使用が耐性菌を増やしています。
抗生物質は大量に使われるようになって約10年で効果が50%になり、半数が耐性菌となって抗生物質が効かなくなるという統計があります。
(朝倉書店『薬剤耐性』三橋進より)
必要以上の清潔志向と菌を有害と決め付けた排除は、私たち自身を苦しめているとも言えます。
2003年2月 アメリカのFDAは抗生物質の使用規制を決定しました。
WHOは21世紀における人の健康を害する3つの恐れの中に薬剤耐性菌の蔓延を挙げ、世界規模で耐性菌の蔓延を押さえ込む計画もあるといいます。
日本呼吸器学会の「風邪の治療方針」でも抗生物質に対する警鐘が鳴らされました。
感染症医学が発達した時代は、抗生物質様々で良かったのだと思います。
しかし、今私たちは新たな気付きを得ています。
もし、今の時代に、野口英世や北里柴三郎、志賀潔らが輩出したとしたのなら、本当に感染症医学だけにその命を捧げるでしょうか。
医者にも薬にも頼らないで済むような生き方とは、目の前の病で苦しむ人を少しでも少なくし、その病の原因となるその人の体質、衛生環境、食料事情の問題にこそ、取り組んでいく必要があるように思えてなりません。
より自然な食生活を始めとするライフスタイルを少しでも実践していくことは、病の根絶を願った彼らの意思にも沿うことのように思うのです。
クスリが病気を増やしている。
その事実に向き合い、クスリに可能な限り頼らなくても済む自分作りをする時代になったといえるのではないでしょうか。