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整体日記

年別アーカイブ: 2016年

虫歯の感染源

今回のブログ作成者は  たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生です。

柏市 整体

虫歯とは歯についた歯垢に、虫歯菌が付いて食べかすの糖分を栄養素として、酸を作って歯のエナメル物質を溶かすことです。
 
ではその虫歯菌の元凶となる菌が存在し、その原因菌が「ミュータンス菌」です。
しかし、虫歯の原因菌であるミュータンス菌は生まれたばかりの赤ちゃんはもっていません。
 
それではいつ赤ちゃんがミュータンス菌に感染してしまうか!?
良くあるのが、ミュータンス菌に感染しているお父さんお母さんが食事中などに、自分の使ったハシやスプーンを使って食べ物を食べさせたり、大きくて赤ちゃんが食べにくいからと食べ物を口で砕いたり冷ましたものを、分け与える行為です。
 
これらの行為によって、虫歯菌の全くなかった赤ちゃんに大量のミュータンス菌を与えてしまうことになります。
 
特に3歳まで(正確には乳歯が出来上がるまで)は、口の中の「常在菌」がまだ定まっていないため、最も虫歯菌に感染しやすい時期といえるのです。
そのためこの時期にミュータンス菌に感染すると一気に虫歯菌が口の中で増殖します。
 
逆にこの時期にミュータンス菌の感染予防を極力入れないようにすれば、その後の成長で常在菌が口の中を守ってくれます。
3歳までに虫歯菌に感染しないことはとても重要なのです。
 

◆◆◆虫歯菌を増やさないための予防方法◆◆◆

1、お父さんお母さんの口腔内治療および歯のクリーニング

2、子供とハシやフォーク、スプーンを共有しない

3、糖類の多い食べ物を控える

4、幼児期の口腔内ケアが必要

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これからの季節に大活躍 “鼻水” その成分と役割は?

今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。


柏 整体

年始早々、風邪などを引かれた方なども少なからずおられたかも知れません。体調回復までいろ
いろとたいへんではなかったでしょうか?
 
風邪を引いたときに、どうしても避けられないのが、  ”鼻水”  です。
 
外出先でも常に、ポケットティッシュが手放せないなどいろいろと不便が出ることと思います。
では、この鼻水にはどのような成分であったり、どのような働きがあるのでしょうか?
鼻水の成分は?
 
まず、9割が水分です。残りはたんぱく質、脂肪、糖などで構成されています。
 
鼻水はどこにあるの?
 
鼻水は、体の中から自然と湧き上がってくるものではありません。
鼻水は、鼻腔(目の下からあごの上)と呼ばれるところにあり、そこに分泌されていて蓄積されています。
その量なんと、大人で1.5リットルほど1日で作られます。
 
どんな役割があるの?
 
その主な役割の一つは、”鼻の内部の洗浄”です。
これから出て来る ”花粉症”やアレルギーでお悩みの方などにとても関係がある働きなんですが、ハウスダストや、アレルギー物質が鼻を通じて体内に入ってこようとする時、それらの物質をブロックする役割が鼻水にはあります。
 
その場合の鼻水は、水道の蛇口から出てくる水のように急に出てくることがあります。
これは、体内に様々なアレルギー物質が入ってこないように必死で洗い流そうと頑張ってくれているからです。ただ、アレルギー物質の流入が止まればピタリと鼻水は止まってくれます。
 
その次が、”風邪” のときです。
 
風邪も最初のうちは、アレルギーのときと同じように透明な鼻水から始まりますが、風邪の場合は、風邪による鼻の粘膜の炎症が持続的であり、鼻の中のウイルスや細菌が増えてきてしまっている為、”白血球”や”抗体”と呼ばれる物質が一生懸命細菌と闘ってくれています。
 
この闘いで死んでしまった白血球が、鼻の粘膜から鼻水と一緒に流れしみだしていきます。
風邪の末期で、鼻水が粘り気が出てきたとか、色が変わってきたなどといったときなどは、白血球が頑張ってくれているということ。白血球に感謝してもいいかもしれません。
 
また、最近はあまり見かけませんが、いわゆる「青っ洟」と呼ばれる青っぽい鼻を出している子供が昔はよく見かけられたみたいですが、これはたんぱく質の不足により、白血球ががんばりすぎてしまっていることにより、見受けられることのようです。
 
また、映画などを見ていて、涙と一緒に鼻水が出てくることもあるかもしれませんが、これは涙の一部が涙鼻管といった目と鼻をつなぐ管を通って ”鼻腔”に流れ鼻水となって出てくることによります。
もし、映画などを見ていて鼻水が出てきたら、”これは涙だよ”と言いわけをしてもいいでしょう。
 
これから、まだまだ寒くなり風邪を引いたり、花粉症などで悩まされる季節となっていきますが、体調に十分注意して、”鼻水”  と上手く付き合ってみてください。

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心筋梗塞が冬場に多いのはなぜ?

柏 整体

心筋梗塞は12月~3月にかけての発生が多く、7月~9月にかけて最も少なくなる傾向があります。
この原因には、冬の急激な温度差による血圧の変化と血管の収縮が大きく関係しています。

 

暖房の効いた暖かい部屋から急に寒い屋外に出ると、皮膚の表面温度が急激に低下します。
皮膚内にたくさん集まっている末梢血管は収縮し、体温が低くなりすぎないように調節します。
血管が収縮して皮膚表面の血流が少なくなった分だけ、体の中心部を流れる血流は増加しますが、心臓の冠状動脈に動脈硬化が進んでいる部分がある場合、急激に増量した血液が冠状動脈を通過できずに発作が起こります。

 

反対に、寒い屋外から暖かい室内に入ると表面温度が急激に上昇します。
すると、末梢血管が拡張すると同時に、体の中心部の血流が減少し、動脈硬化でもともと不足していた冠状動脈の血流がさらに低下して酸素不足に陥り、心筋の働きが弱まります。

 

また、心筋梗塞が発生しやすい時間帯があり、午前9時から12時ごろが最も発生率が高いといわれています。
理由としては、もっとも冷え込む明け方に、睡眠中の脱水や血圧の変動などが重なることで、血管内のプラークが破れて血栓ができやすくなります。
その後血管が完全に塞がるまでに、明け方からの約3~6時間経過した午前9時から12時ごろに多く発生すると考えられます。

動脈硬化を患っている人は、心筋梗塞を起こさないためにも特に冬場の過ごし方が重要です。

 

まず、外出時は体の熱が外に逃げないように暖かい服装を心がけましょう。
衣服を重ね着することによって、衣服の間に空間が生まれて冷気から受ける刺激を緩和することができます。
また、マフラーや帽子、手袋などを着用し、首筋や手首、頭を保温することで、冷たくなった血液による血管の収縮を防止し、血圧の急激な上昇を避けることができます。
このような対策をして外出することで、寒暖に対する体への負担を軽減することができます。

 

また、狭心症や高血圧などの心筋梗塞の危険因子を持つ人や服薬中の人は、薬を常備して少しでも異常を感じた場合は、ためらうことなく病院へ行くことが予防につながります。
心筋梗塞の死亡率は30~40%と高く、そのうち約60%が発症から約1時間以内に集中しているため、迅速な処置が求められます。

 

以下は、冬場の心筋梗塞を防ぐための10箇条です。

 

  1. 冬場は脱衣所と浴室を暖かくしておく
  2. 風呂の温度は38~40℃と低めに設定する、42~43℃は血圧が高くなり危険である
  3. 入浴時間は短めに
  4. 入浴後にコップ1杯の水分を補給する
  5. 高齢者や心臓病の方の入浴中は、家族が声をかけて確認する
  6. 入浴前にアルコールは飲まない
  7. 収縮期血圧が180mmHg以上、または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える
  8. 睡眠時の発汗で血液が濃縮しているため、朝起床時はコップ1杯の水を補給する
  9. 寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整する
  10. 10.タバコを吸う方は禁煙する

 

以上、冬場は大事にいたらないように細心の注意を払いましょう!

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