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整体日記

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オリーブの木治療院だより(ニュースレター)2018年8月号

 

柏市 整体

柏市 整体

 

今年の夏は、例年の夏の暑さから更に1ランク上のレベルの暑さですね。

連日、熱中症で運ばれた方のニュースを見ますが、皆様もどうぞ万全の熱中症対策でこの暑さを乗り切っていきましょう!

 

今月より、こちらのブログからオリーブの木治療院だよりをダウンロードできるようにしました。

 

オリーブの木治療院だよりを希望の方は、下記のダウンロードリンクよりダウンロードください。ダウンロード期間は本日から7月31日(水)までです。

 

オリーブの木治療院だより2018年8月号

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発達障害について

今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。

利き手矯正
 

子供の発達障害が注目されていますね。
日本では、世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の基準に基づいて
平成16年に「発達障害者支援法」が定められました。
 
私も現在、
伊藤彰洋D.C.
(名古屋 伊藤カイロプラクティックオフィス http://hp.nagoya-cci.or.jp/chiro/)
による機能神経学セミナーにおいて発達障害について勉強しています。
講義で学んだものも交えて発達障害についてお話します。
 
発達障害とは
上記によると発達障害とは
学習障害(LDとよばれるもの)
注意欠陥・多動性障害(ADHDとよばれるもの)
広汎性発達障害(PDDとよばれるもの。自閉症、アスペルガー症候群その他)
に分類されています。
 
発達障害はどうして起こるのか?
① 脳機能の不一致
出産/成長の過程で、大脳の左右の働きがアンバランスになって起こると考えられています。
現在では遺伝や、育て方(しつけなど)の良し悪しではないということが分かっています。
 
② 出産時の問題
分娩が異常に短すぎた/長すぎた
帝王切開で産道を通っていない
 
③ 必要な刺激の過不足
出産後、成長の過程で行われたり、受け取るはずの刺激が多すぎたり少なすぎた。
 
④ 栄養の問題
妊娠・出産時に母親が肥満だった
出生時に胎児の体重が2500g以下だった
(その他の要因も多数)
 
もうちょっと詳しく
① 脳機能の不一致
成長の過程で、左脳と右脳は同時には発達しません。
月齢、年齢によって発達していく時期が違うのです。
 
出産後、おっぱいを飲む、抱っこされる、話しかけられる、首すわり、寝返り、ハイハイなど
成長していく過程で保護者が赤ちゃんに行う事やケアが全て脳の発達に必要な刺激になります。
スキンシップの重要性はここにあります。
 
子供になった時に体を使った遊びをすることも体の感覚を通して脳機能の発達を促します。
追いかけっこ、高いところに上ったりおりたり、跳んでみたり、しゃべったりetc...
 
これらは平衡感覚や、筋力の発達を促します。
 
とはいえ、外遊びが好きかどうかって子供さんの性格にもよるんですよね。
うちの子は小さいときは外遊びが好きでしたが、小学校では屋内遊びが好きでした。
もっと外で遊んでほしいなと思っておりました。
 
② 出産時の問題
これは?にもつながります。
産道を通ることも、赤ちゃんにとっては必要な刺激です。
産道を通るために赤ちゃんには様々な反射が備わっています。
 
早すぎる出産で反射が起こりきらなかったり、
長すぎる出産で反射が起こりすぎたりすることが
その後の成長を妨げる場合があるということです。
 
そうなると、帝王切開で出産することはいけないのかと不安になってしまいますね。
母子の安全のために帝王切開になることもあると思います。
その後は赤ちゃんとのスキンシップが非常に大切になります。
ぜひたくさん、抱っこやなでなでをしてあげてください。
 
普通分娩と帝王切開を選択できるから、帝王切開を選ぶ、というのはなるべくなら避けることをお勧めします。
 
③ 必要な刺激の不足
赤ちゃんは体に備わっている本能(様々な反射行動)を使って生きています。
成長していく過程で不必要になったものは起こらなくなります。
 例:2足歩行になるとハイハイをしなくなる
 
成長の過程で必要なものが不足すると、その後の発達を邪魔することがあります。
 例:ハイハイをほとんどせずにお兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をしてつかまり立ちが始まった。
 ハイハイで必要な体を動かす反射機能が少ない
 ハイハイの時に感じる皮膚感覚などが足りなくなる可能性だからと言って、無理やりやらせても、代わりに毎日足を動してあげる意味がありません。
 

つかまり立ちの例で言っても、大人側から不足しているように見えてもその子にとって必要十分であれば問題ないわけです。
 
・・・ということは、成長していっておかしなことが起きていなければ良し、
ぐらいのおおらかな気持ちも必要ですね。
お子さんの観察が重要になってきますね。
 
自分で気づかないこともあると思います。
私は自分の子のとき「この子はこんなもんなのかな」となかなか気づけませんでしたが、
保育園の先生から、子供の行動が他のお子さんと違うことを指摘してもらいました。
 
④ 栄養の問題
赤ちゃんが2500g以下の未熟児で生まれた場合も発達障害になる可能性を上げるそうです。
今妊婦さんで産後の体系を維持するために体重管理を厳密に行っている方もいることでしょう。
ただ、もしそのために赤ちゃんに栄養が行きわたらなくなってしまうようでは本末転倒と言えます。
 
逆にお母さんが妊娠中に肥満になることも、発達障害のリスクファクターになるとのこと。
さらに言うと、受精の段階でお母さんが肥満、又は両親ともに肥満であってもリスクが上がるそうです。
→こういうことを聞いてしまうとやせようとするお母さんが増えてしまうのかもしれませんが・・・
 
ベストの体重やスタイルでなくても、太っている・やせているのちょっと手前くらいでおさまる、ほどほど、だといいですね。
 
簡単ではありますが、発達障害に関わる一例をあげてみました。
リスクファクターは上記に書いたことだけでなく、多数の要因があります。
 
手技療法家や助産師さんのなかでも、脳機能の左右差が原因だという認識は広がりつつありますし、
その対処法もアメリカをはじめ日本でも研究されてきています。
 
生きづらさを抱えているご本人や家族が少しずつでも生活しやすくなるように私たちも勉強していかなればならないと考えています。
 

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