ST7 下関(げかん)【足の陽明胃経】
部位
頬骨弓中央のやや後方の下で、口を閉じれば深い陥凹でき、口を開ければ下顎骨関節突起が前に移動して陥凹がなくなる所に取る。
解剖
咬筋、外側翼突筋、〈筋枝〉下顎神経、〈皮枝〉下顎神経(耳介側頭神経)、[血管]顎動脈
臨床
歯痛、耳痛、顔面神経麻痺、三叉神経痛、下顎の脱臼など
ST6 頬車(きょうしゃ)【足の陽明胃経】
部位
下顎角の前側上方で、口を閉じると咬筋が緊張し、力を抜くと陥凹する所に取る。
解剖
咬筋、〈筋枝〉下顎神経、〈皮枝〉大耳介神経、[血管]顔面動脈
臨床
下歯痛、顔面神経けいれんおよび麻痺、咬筋けいれん、頸部リンパ腺炎など
ST5 大迎(だいげい)【足の陽明胃経】
部位
下顎角から下顎体に沿って指を進めると、骨の凹みがある。その顔面動脈拍動部に取る。
解剖
広頸筋、咬筋、〈筋枝〉顔面神経、下顎神経、〈皮枝〉下顎神経(三叉神経第3枝)、[血管]顔面動脈
臨床
下歯痛、顔面神経けいれんおよび麻痺、咬筋けいれん、頸部リンパ腺炎など