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今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。
仕事で高齢者の家を訪ねる機会が増えると、各家庭で健康やADL(Activities of Daily Livingは『日常生活動作』)を維持するよう様々な工夫をしていることに気づく。
ある家庭では、民謡やラジオ番組を等を流している。ご本人が好きな音楽や番組は、心を動かし認知症予防にもなるようだ。
毎朝、寝たきりの旦那様の脚を動か巣奥様もいる。旦那様の股関節や膝関節の動きが滑らかになり、可動域も広がってきている。
車椅子での一人住まいでも、日常生活の動作は極力独力で行うように心がけ、一人で立ち上がることや、手すりを使って新聞受けまで取りに行くことができるようになっている。
ADLが下がっているのは、施設にお住まいの方々に多い。
最近の風潮からか、入居者が怪我をしたり病気にかかると、その責任が重く問われるので、余計なことは極力しないようだ。
最小限の安全な介助にとどまるため、ベッドで休んでいることが結構多く、食堂などでの入居者同士の会話も少ない。
喋っているだけでも認知症予防になると思うが施設の方針では仕方あるまい。
筋力や関節の動きに限っても、寝たきりでいると弱化してしまうので、当然ADLは低下する。
週に一度でも、手技療法で神経を刺激することで、認知症の進行を遅らせることができるのにと、マッサージの先生とよく話す。
19世紀にエドウィン・D・バビット医師により提唱されたカラーセラピーの概念が頭を過ぎる。
現在では欧米でも色彩が健康に与える心理学的効果は大いに評価されている。
例えば、ピンクは安らぎや幸福のイメージで美と若さを保つ効果があるとされている。
またイエローは希望を感じさせ、ブルーには気持ちを落ち着かせる効果があります。
ホワイトには、精神に不安を抱える人間にとって空白や虚無を意味し、孤独の世界を象徴するというマイナスの効果があります。
高齢者が入居している施設の壁はホワイト系統で、家族を離れ一人で暮している方が多い。
せめて孤独の世界を感じないよう、壁に色を塗って欲しいと思ってしまいます。
様々な施術院は、カラーセラピー、アロマセラピー等色や臭いまでも患者様の健康向上に向けて、色を変え臭いを変えて取り組んでいる。
バックに流れる音楽も最大の効果を発揮するよう選曲している。
必要であれば温熱器さえ用いる。
もっとADLを維持するために、入居施設でできることがあるのではないかと思う今日この頃です。
今回のブログは 志木クラニオ・カイロプラクティック整体院 勝畑 学先生の記事を引用しています。
当院では股関節に悩みや問題を抱えられる患者さんが結構来られます。
しかし、ふと考えてみるとそのほとんどが女性です。というか股関節の問題で来院された方は女性しかいませんでした。
ということで、今回は股関節について大まかな考察をしてみたくなりました。
ところで、股関節に痛みを抱える人たちの多くは『股関節に痛みや問題があるのは自分だけなのでは?』と思う方が多いそうです。コレ!面白いですよね‼
実際、どうなのか気になるところだとは思いますが、股関節の痛みで悩む方は我が国にはどれくらいいるものなのでしょうか?
股関節疾患の代表である変形性股関節症についての有病率ですが、レントゲン診断によると我が国では・・・。
①全体で1%~4.3%
②男性で0%~2%
③女性で2%~7.5%
なのだそうです。
全体の4.3%なら400~500万人、1%としても100万人以上もの人達が変形性股関節症で悩んでいるという事になりますよね?
ちなみに、それでも股関節有病率は欧米諸国に比べると遥かに低い方だとのことです。
また、どの研究からも明らかになっているのは女性の方が圧倒的に変形性股関節症になりやすく、特に中高年以上が要注意だとのことです。
女性の変形性股関節症が多い理由については『変形性股関節症に繋がっていく原疾患』になる割合が高い、という事が挙げられます。解剖学的に見ても女性の骨盤は平たい構造になっているため力学的に重心から下ろした重心線と股関節までの距離が長くなり、それにより股関節にかかる負担が大きくなってしまうのです。さらに筋肉の力、耐久力が男性に比べ弱いのと、靭帯も柔らかく緩めであること・・・等々が複合的に影響し股関節に疾患が出やすいという訳です。
地球上に住む限り、重力の呪縛からは逃れる事ができません。この、
(重力+生活習慣)×時間
が構造的に弱い部分に作用し、様々な問題を発現させていく訳ですから、長い目で見て、『自身の身体はたえずメンテナンス・ケアする必要があるんだ』という認識・自己文化を根付かせていく必要があるということです。構造学的分野における多くの身体不具合の原因は基本的に二つしかないと言われています。つまり『使いすぎ』と『使わなさすぎ』なのですから。
私たちは、普段の生活の中で、制帽の働きを考えたり、意識したりすることは少ないかもしれません。
しかし、ひとたびその存在に目を向けてみると、細胞こそが私たちの生命の基礎であると気づき、どんなときも私たちの生命を支え、つないでくれていることがわかります。
細胞を生き生きと活性化させ、細胞力を育てることは、健康をつくり上げる上で何よりの基礎といえるでしょう。
細胞力が育つ環境・条件とはどんなことなのか、ポイントを押さえておきましょう。
①バランスの良い食事をする
日々、細胞が生き生きと働くためには、そのエネルギー源となる炭水化物・脂質・タンパク質、代謝を促すビタミン・ミネラルを満遍なく含んだ食事、つまりバランスのよい食事をすることが大切です。
中でも、細胞自身をつくるタンパク質は、現代の傾向である肉への偏りに注意し、魚や大豆、卵なども含めてバランスよく摂取していきましょう。
②ナトリウムとカリウムのバランスを整える
細胞を正常に機能させるために、ナトリウムとカリウムが細胞内外のイオンバランスを保っています。
日本人の食生活は、ナトリウムを多く含む食塩の過剰摂取によって、イオンバランスが崩れやすい傾向にあるといわれています。
具体的な減塩の工夫として、調味料を正しく計量したり、だしや薬味、香辛料などを利用したりするとよいでしょう。
また、カリウムを積極的に摂取するためには、果物や生野菜などを摂取するように心掛けましょう。
③不飽和脂肪酸を摂取する
細胞膜のリン脂質は、不飽和脂肪酸で構成されています。
この細胞膜が酸化されると老化の原因になるので、これを防止するn-3系脂肪酸やn-6系脂肪酸を摂取することが有効です。
特にn-3系脂肪酸には、酸化した細胞の炎症を抑える働きがあるので、DHAやEPAを多く含むサバやイワシなどの青背魚などを取り入れるとよいでしょう。
④活性酸素を除去する
細胞の機能低下を起こす大きな原因は、活性酸素といわれています。
活性酸素は、ミトコンドリアでエネルギーをつくるときに発生してしまいます。
この活性酸素から細胞を守るためには、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eの摂取や活性酸素を無害化するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)という酵素を活性化させる有酸素運動などが大切です。
⑤NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる
NK細胞は、細胞のがん化やウイルス感染などによって、体内に異常な細胞が発生したときに、それらを攻撃する初期防衛機構として働きます。
NK細胞を活性化させるためには、笑いの溢れる生活や良質な睡眠を心掛けるとよいでしょう。
細胞が喜ぶ環境を整えて細胞力を育てるためには、やはり、バランスのよい食事や適度な運動、良質な睡眠が欠かせませんね。