「すみません。突然で大変申し訳ないんですけど、脛がものすごく痛いので、今から診てもらうことは可能ですか?」
先週の金曜日、予約なしで営業職をされている方が来られました。
その時は、すぐ後に予約が入っていました。
かといって、「ものすごく痛い。」と言っている方をそのままお返しするわけにもいきません。
当院は、ご相談と検査は無料で行っていますので、まずどのような症状かの確認をさせて頂きました。
営業マンの方に聞くと、なんでもこのあたりを朝から夕方まで、ずっと歩きっぱなしで営業をされているということ。症状は右足の脛が痛いということ。
症状から推測されるのは、
「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」
ひどい場合は、疲労骨折を起こす場合もある。
なので、無料対応の範囲内で、キネシオテープとアイシングジェルの応急処置をして、整形外科さんで一度診断してもらうように勧めました。
ただ「骨には以上ありません。」と言われた場合、湿布などの処置だけで様子を観るケースが多いため、その時は医師の指示を仰いでから、改めて当院に連絡くださいと伝えました。
そして本日。その営業マンのTさんから連絡がありました。
「あのあと整形外科に行ったのですが、やっぱりシンスプリントと診断されました。整形外科の先生にもカイロプラクティックとの併用を勧められたので、あらためて予約をお願いしてよろしいですか?」
と電話を頂きました。
「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」は、長時間の運動や疲労からくることが多いため、アスリートの方に多かったりするのですが、当然、朝から夕方まで歩きっぱなしという営業マンの方にも起こりうる症状です。
そして原因は疲労だけでなく、骨盤、股関節、膝関節の歪みによって、踵の着地時の角度が悪くなるため、根本的な症状改善を望むなら、下半身の関節のバランスを整えることが非常に有効です。
Tさん。最高のパフォーマンスでお仕事ができるように、これから一緒に症状改善を目指しましょう