昨日5月18日(日)は、日本クラシカルオステオパシー学会のクラシカルオステオパシーセミナーに参加してきました。
座学では脊椎の構造や機能性について学んできたのですが、特に印象に残った『乳幼児のハイハイの重要性』について、ブログにも書いておきます。
特に当院は産後の骨盤矯正で来院される方が多いので、是非、お子様の健康的な成長のために参考にして頂ければと思います。
乳幼児のずり這い・四つん這い移動・ハイハイ動作など、これらの乳幼児の動作は、正常運動発達において、非常に重要な役割を持っています。
主に以下のような重要な役割を持っています。
・骨格・筋肉の発達と強化、運動神経と感覚神経の発達、脳の発達。
・両手両足を交互に動かすことによって、対角動作のバランスと安定性を身につける。
・支持器官としての足の発達、手の把握・支持・認識器官の発達。
・脊椎の生理的湾曲の形成。(腰椎の前湾カーブ)
お子様が早く立てるようになると嬉しいかもしれませんが、乳幼児の成長過程における動作は、その後の健全な成長においても重要な役割を持っていますので、是非ハイハイの期間も焦らずに大切に見守ってください!
その他、乳幼児の重要な動作として『おしゃぶり』もありますので、こちらも次回説明させて頂きます。