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整体日記

風邪との関連性が強い臓器について

今回のブログは 世田谷カイロプラクティック・整体院 立花 健仁先生の記事を引用しています。

柏市 整体

 

今日は、風邪との関連性が強い臓器、
「脾臓」(ひぞう)についてお話してみたいと思います。

 

脾臓(ひぞう)は、
にぎりこぶしほどの大きさをしたスポンジ状の軟らかい臓器で、
腹部の左上、肋骨のすぐ下に位置しています。

 

一般的にはあまり馴染みのない臓器ですが、
主に次の二つの役割があります。

 

1、古くなった赤血球の分解。
2、免疫系への関与。

 

今日はその中でも、免疫系の役割について触れてみたいと思います。

 

【脾臓の持つ免疫系の働き】

 

◆脾臓の中には「リンパ球」が沢山駐在しており、
風邪などのウイルスが血液中に侵入してくると、
脾臓内のリンパ球がウイルスを退治してくれます。
※リンパ球は白血球の中の一つで主にウイルスを退治する役割を担う。

 

◆また、脾臓はリンパ球を生産する働きもありますので、
リンパ球を増産してウイルスへの備えを強化します。

 

◆更に、抗体というリンパ球の働きを活性化させる物質を生産し、
脾臓以外に存在しているリンパ球の抗菌作用をより強力にします。

 

脾臓のこのような働きにより、
ウイルスが体内に侵入しても退治してくれて、
風邪やその他の感染症の発病を未然に防いでくれているのです。

 

しかしながら、脾臓が弱ってくると、
免疫系の働きが低下してウイルスの増殖を招き、
風邪や様々な感染症にかかりやすくなったり、
なかなか治らずに長引いてしまうケースが多くなってしまいます。

 

注)脾臓の役割については未解明な部分が多くて、諸説があります。
上記の説明はその説の中の一つです。

 

では、なぜ脾臓は機能低下してしまうのでしょうか?
一般的には次のような要因が影響を与えると言われています。

 

1、疲労・睡眠不足・心理的ストレス等の蓄積。
2、体の冷え。
3、気温の急激な寒暖差。

 

昔から、「疲労がたまったり、身体が冷えた後に風邪をひきやすい」
と言われているは、
疲労や冷えが原因で、脾臓が弱って免疫力が低下し、
侵入してきたウイルスを退治することができなくなり、
風邪に感染してしまうからだと考えられます。

 

よって、風邪をひかないようにするには、
「疲労やストレスを溜めいない生活」を心がけたり、
「睡眠時間を十分に取る」ことはもちろんですが、

 

特に、これからの季節に気をつけて頂きたいのは、
「冷え」や「気温の寒暖差」への対応です。

 

その為には次の二つの事に注意して下さい。

 

1、レイヤード(衣服の重ね着)の有効活用。
寒暖差の大きい時期は、服装の重ね着を心がけて、
温度に合わせて衣服を小まめに着たり脱いだりして
寒暖の差にうまく対応して下さい。

 

2、 3つの首を冷やさない。
3つの首とは「首すじ」、「手首」、「足首」のことです。
この部分は動脈や静脈が体表に近いところを通っており、
しかも筋肉や皮下脂肪が少ないので、

 

冷やしてしまうと冷やされた血液が身体中を巡って、
身体全体の冷えにつながります。

 

具体的には次のような事を心がけて下さい。

 

【首スジ】
ハイネックやタートルネックなどの衣類を着ることが有効です。
もし襟の開いた服ならば、マフラーやストールを使用して下さい。
首元にスカーフ等を一枚巻くだけでもかなり違います。

 

また、マフラーは家の中では邪魔ですが、
首の部分だけを温める「ネックウォーマー」を利用すれば、
首元もすっきりと温かく過ごせるでしょう。

 

【手首】
手首の上の方まで隠せる手袋を着用したり、
できるだけ袖元のピッタリした衣類を着ることです。

 

家の中であれば、リストバンドを使用するのも良いですね。

 

【足首】
足首だけでなく下半身全体を冷やさない事が重要ですので、
寒い日はスカートではなくパンツの方がお勧めです。

 

スカートのときは、足首より上までのブーツや、
足首の上まで隠れる厚手の靴下を履きましょう。

 

オススメはレッグウォーマーです。
おしゃれなレッグウォーマーも沢山出ていますので、
上手に履きこなしてみて下さい。

 

上記を参考に身体を冷やさないように心がけていただければ、
脾臓の元気な状態が保たれて免疫力が維持できますので、

 

風邪だけでなくインフルエンザや胃腸炎等の感染症にも
かかりにくくなると思います。

 

冷え対策をしっかりとして、
何かと忙しい年末を元気に過ごしましょう。

 

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