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整体日記

腸は働き者で賢いのです

今回のブログは 世田谷カイロプラクティック・整体院 立花 健仁先生の記事を引用しています。

柏 整体
3月も半ばなのに寒い日が続いていますね。今年は本当に寒暖差が大きいです。急激な温度変化は自立神経や内蔵に負担を発生させて様々な不調の原因になります。こまめな服装の脱着で体温管理をしっかりとして下さいね。
 
さて、最近の私のブログでは「サプリメント」について触れてきましたが、これからしばらくの間は「内蔵についてのあれこれ」をご紹介させて頂きたいと思います。
今日は、最近なにかと話題になることが多い「腸」についてご説明させて頂きます。
 
近年の研究で腸についての色々な新事実が分かって来ているそうです。
腸は、単なる消化器官ではなく”第二の脳”とも言われるほど重要な臓器で実にさまざまな働きをしているらしいのです。
 
40億年にわたる生物の進化の歴史を見ていくと、その8分の7は脳を持たずに腸のみで生きる時代でした。脳のない生物は腸が脳の代わりをして体全体をコントロールしていたそうです。脳が出来たのは今から5億年前くらいですから、脳の歴史は腸よりもうんと浅いのです。
 
腸には、さまざまな情報を受け取る神経細胞が張り巡らされ、脳からの指示をうけずに独立して働くことができます。それだけではなく脳を介さずに腸以外の器官に指令をだすことも出来るそうです。
 
私たちは体の全ては「脳」が支配していると考えがちですが、実は腸が直接に指令を出している事も多いのです。
例えば脳は添加物のおいしさにいとも簡単にだまされて、体に悪いものをどんどん食べさせようとしますが、腸は体に悪いものがすぐに分かり、速やかに体外に出してしまいます。
 
脳はだまされやすく、思い込みもします。でも腸は賢いので、そう簡単にだまされません。このように賢くて働きものの腸ですがその働きについてもう少し詳しく説明してみたいと思います。
 
【腸の主な働き】
(1)消化・吸収
取り入れた食物を分子レベルに分解して体内に吸収します。吸収された栄養分は血液で肝臓へ運ばれます。
 
(2)免疫活動
腸は体の中で最大の免疫機関と言われています。免疫細胞(白血球)の約7割は腸に集中しており食事や呼吸の際に大量に入ってくる有害な細菌やウイルスを腸で撃退して体内に吸収させないようにしています。
 
(3)セロトニンやビタミンなどの生産
セロトニンなどの情報伝達物質やビタミンなども生産します。セロトニンは脳の情報伝達に必要な物質ですが、実は脳が作り出すセロトニンはほんのわずかで約90%は腸が作っています。
 
(4)独自の判断で動いたり、他の部位に指令を出す
腸には独自の神経細胞ネットワークがあり、消化吸収、免疫活動、排便などの働きは独自の判断で行なっています。更に腸以外の部位にも脳を介さず指令を出すことが出来るそうです。
 
(5)血液の生産
医学会の中の一部には腸は血液を生産する造血器官だという意見もあります。
※一般的には血液は脊髄で生産されると言われています。
 
このように賢くて働き者の腸ですが、実はその腸の働きを支えているのは腸内細菌です。腸内細菌は500以上の種類がいて、その数は1000兆個もあるそうです。
代表的なものは皆さんもよく知っている乳酸菌やビフィズス菌です。
これらの腸内細菌が活発に働いてくれることにより、私たちは健康な体を維持することができるのです。
 
チョット長くなってしまいましたので、腸内細菌の詳しい働きについては次回のブログでご説明させていただきます。次回の記事を是非ご期待下さい。

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