やっと雨が上がりました。
昨日は、ものすごく暖かい一日で、「もう春が近づいてきているのかな?」
なんて思ったりしましたが、一転して本日は肌寒い一日となりました。
急激な気温の変化で身体にかかる負担も大きいです。
インフルエンザも未だに流行っているようで、当院の患者さんもインフルエンザにかかったという方が3人もいらっしゃいました。(皆さん大人の方です。)
私も恥ずかしながら、日本⇒ハワイ⇒日本と、急な気温の変化が知らず知らずのうちに身体に堪えて免疫力が低下していたのか、急性胃腸炎になって、ものすごく苦しい思いをしました。
そこで本日は、『ヒートショック』の話し。
ヒートショックは暖かいリビングから寒い浴室に移動するなどして、急激な温度変化により身体が受ける影響のことで、特に高齢者の方などの浴室での事故が非常に多いそうです。
家庭内で死亡する高齢者の4分の1は、このヒートショックが原因で、年間で1万人以上と、なんと交通事故で亡くなられる方の2倍の方がこの事故で亡くなるということですから、いかに温度の変化が身体に負担をかけるかというのが、これで良くわかると思います。
なので注意事項は、「ちょっと新聞を取りに行って戻ってくるだけ。」と言う時でも、外気に触れたり気温が低いところに行く時はしっかりと厚着をして防寒対策を取ること。
これを心がけるだけで身体にかかる負担をかなり減らすことができます。
まだまだ寒い日が続きますが、暖かさが戻ってくる春まであとわずか!
皆様、暖かい春がやってくるまで油断せずに体調管理にお気を付け下さい。