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整体日記

月別アーカイブ: 2016年6月

思考パターンと痛み

今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
柏 整体
今日は痛みを感じるときの自分のクセについて考えてみましょう。
 
体の痛みには2種類あることをご存知ですか?
1つ目は ケガや病気などで起きる痛み
2つ目は ケガや病気が治った後もずっと続く痛みです。
 
1つ目は体への警報の役割があり、その痛みを知り対処することで体を守るためのものです。
例えば熱いものを触ったら、手を引っ込める。
手が切れて血が出たら止血するこのようなものです。
 
2つ目の痛みはここが痛い、と特定できずここら辺が痛い、というように痛み自体が明確ではありません。
痛みの原因となるようなケガや病気はないのに痛みが6か月以上続いている状態は「慢性疼痛」と言います。これは体にとっては無いほうがありがたい痛みです。
 

ストレスを感じると痛みが強くなるというお話を聞いたことがありますか?
最近はTVなどでも取り上げられていますね。
 
会社で嫌なことがあった苦手な人と一緒に行動しなければいけないそういうことがストレスになります。
 

いかにもわかりやすいこういうストレスはもちろんですが自分の考え方、思考のクセも知らず知らずのうちも痛みを作っています。 

例えば
1.デスクワークをすると肩がこるんだよな
2.立ってると楽だけど、椅子に座ったあとに腰痛がいつも出るみたいだ
3.家の掃除をしなくちゃ、面倒くさいなあ
4.電車の中でぶつかってきたあの人謝りもしない、ハラ立つなー
5.失敗しちゃった。やっぱり私がやると必ずどこかでミスをしてしまう
 
1,2に関しては何かの行動と痛みを結びつけてますよね。
長時間のデスクワークは肩こりなどを誘発させやすいですが、
この考え方だとデスクワークそのものが肩こりの原因のように考えてしまいます。
でももし、『会社の机といすの高さが自分にあっていない』ことが肩こりの原因だとしたら、
自宅でのデスクワークでは肩こりがおこらなくなるかもしれません。
でもこのように考えていると、『机に向かって行う作業は必ず肩こりになる』と決めつけています。
 
2でも同様に、『椅子に座ること=腰痛』という図式ができあがっています。
これらは痛みと直結する考えのクセといえるのではないでしょうか。
 

一方で3,4,5などは痛みに直結してはいないですね。
3は自分が得意でないことへのネガティブな思考
4は電車が大きく揺れたせいでわざとではありません
5は自己否定です。
 
しかしこれらも立派な感情的ストレスです。そして感情的ストレスは
・体の緊張感を高め血行を悪くする
・痛み物質を誘発する
・筋を緊張させ、体の痛みを作りやすい
のです。
考えてるだけで痛みを作りやすくなるなんて困っちゃいますね。
 

でも、このような考え方のクセって誰にでもありませんか?
それではどうしたらよいでしょう。
 
1,2のように痛みと直結させている思考についてはそれを解決する方法を探すことができます。
デスクワークをすると肩がこる?本当にそうかな?
 →机といすの高さがあっていないかも、直してみようその結果が肩こりが楽になったら 机といすの高さが問題だったんだ、これで肩こりが少し楽になるぞと問題が解消されたことを自分で認めることです。

 
するとデスクワーク=肩こりの意識がなくなっていき、体の痛みと自分の思考のクセを解くことがでるでしょう。
 

一方で3,4,5はどうでしょうか?
これ自体は何かの痛みに直結してはいませんね。
ですが、マイナスな思考は感情的ストレスですから体の不調を招く温床になる可能性があるのです。
 
そこで「嫌だなぁ」と考えない方法を探してみませんか?
 
何か特定の動作が嫌だ、苦手だという場合疲れない範囲でやってみよう、1つだけでいいやなど楽にできる範囲で行動する。
 
例:全部いっぺんに片づけるのはムリだから、玄関だけやろう
それができたら一か所なら簡単にできる。
 →私にもできる、えらいえらい、スッキリ気持ちいい
など解決できたことを認識してください。
 
他人や自分を嫌悪する、否定する場合常に自己否定の傾向がありませんか?
・いつも私ばっかりついてない→電車が揺れたせいだから私以外にも踏まれた人がいるだろうな
・私って何もできない→○○ができていなかったので調べなおそう
 

このように自分の思考のクセを見つけて修正していくだけでも痛みの改善につながっていくことでしょう。
ぜひ実践されてみてください。
 

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疲労物質は乳酸ではない

今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。

柏市 整体

先日、疲労物質は乳酸ではないことを調べました(2004年サイエンス)
 
実際の疲労の原因は、FF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質が考えられています。
 
FFは肉体的疲労はもちろん、精神的疲労にも大きく関わっています。
 
FFは、
① 細胞が傷つく、例えば筋肉に強い衝撃が与えられる(肉体的疲労)、
② ストレスを感じる、例えば興味のない映画を二時間見せられる(精神的疲労)
で発生します。
 
このFFによって脳に疲れたよーと信号が送られ、細胞の機能が低下してしまいます。
 
またFFは蓄積すると細胞死が促進されて、生活習慣病を引き起こす原因にもなると言われています。
 
では、疲労を解消するにはどうすれば良いのでしょうか。
 
それは、FR(ファティーグ リカバー ファクター)と呼ばれる物質を体内に増やすことで解消します。
 
FRはFFが体内に現れると機能し始め、傷ついた細胞を修復、FFを除去する作用があります。
 
つまりFRを増やせば疲れと縁遠い体になるのです。
 
FRを増やす方法がいくつかあります。
 
ⅰ)運動と休息
運動をするとFFが増えます。
それに反応し、FRも増えます。
FFは運動後30分程安静にすれば無くなっていきますが、FRは運動後数時間は体内に残り、FFを除去します。少し体を動かしその後休むことが疲労回復に一番良い運動の仕方です。
 
ⅱ)ぬるめお湯での短時間の入浴
41度以下のぬるめのお湯に10分ほど浸かるとFRを出すことができます。
このとき熱すぎる温度ではいけません。
心臓に負担をかけたり、のぼせてしまったりで体力を使い逆に疲れます。
疲労が色濃いからといって無理に長湯をするともっと疲れてしまいます。
 
ⅲ)食事
食事もFRを増やす良い機会です。
FRは「イミダゾールジペプチド」というアミノ酸化合物を摂取することで増やすことができます。
イミダゾールジペプチドとは、β-アラニンとL-ヒスチジンが結合したジペプチドの総称です。
渡り鳥や回遊魚など、長時間にわたり運動する動物の骨格筋中に多く含まれています。
多く含む食材は、鳥の胸肉や魚の赤身(カジキやマグロ、カツオなど)、豚ロースなどです。
イミダゾールジペプチドは、食後吸収され、骨格筋に運ばれるので、抗疲労物質として有効と考えられています。イミダゾールジペプチドが体内でFRを作るのを助ける働きがあるからです。
サプリメントとしても摂ることができます。
 
ⅳ)睡眠
FRを増やすうえで最も必要なのは睡眠です。
起きているとそれだけで脳を使ってしまいどんどんFFが増えていきます。
FRの回復速度が追いつけません。
脳を休めFFを増やすのを止め、FRによって回復することが疲労回復に最も効率が良いと言えます。
 
大阪市が産学官で取り組む「抗疲労食プロジェクト」は、疲労回復を促進する食事の参考になります。
 

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どうして香り(臭い)に心身が癒されるのか?

今回のブログは 志木クラニオ・カイロプラクティック整体院 勝畑 学先生の記事を引用しています。

柏市 整体
梅雨に入りましたね!これからしばらく憂鬱な雨が続くんでしょうか?この時期、湿気が多くなり、私は各所で微妙な匂いが感じられるようになります。
そこで、今回は匂い、香りについて取り上げてみようと思います。
 
ここ数年、香りを嗅ぐことで心や身体を癒したり、嗅覚刺激を治療や施術に応用する先生方も増えているそうです。
 
そもそも匂いというものは、鼻から入って、鼻の奥にある嗅細胞の表面にある嗅細胞の表面上にある嗅毛が匂いの分子をキャッチし、電気信号となって神経を通過し、脳の大脳辺縁系にダイレクトに信号が届けられます。
 
大脳辺縁系は本能的な情動を司り、記憶や感情とも密接に関係します。
そのため、心地の良い匂いをかぐという行為は過去の楽しい記憶を呼び覚ますことにも繋がっているという訳です。
 
例えば、香水の香りから大好きだった人と過ごした日々を思い出したり、ある特定の匂いから、過去に滞在していた場所を思い出したり・・・etc
基本的に心地の良い香りや匂いは、脳を肯定的な状態に導くといってもよいかもしれません。
アロマセラピーなどは、これらの匂いや香りを応用して、脳にダイレクトに働きかけ、免疫力や自然治癒力を高めていく、というものです。
 
逆に嫌な匂い(その人にとって)を嗅ぐと、ストレス物質が増大します。
しかし、他の感覚細胞と違い、嗅細胞は非常に疲労しやすく、特定の匂いを嗅ぎ続けると、しばらくはその匂いに反応できなくなってしまうそうです。
 
治療院内や事務所、部屋の中の特定に匂いや香りは、治療や交渉事、コミュニケーションのやり取りに、とても影響を与えそうですよね!
 

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