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整体日記

月別アーカイブ: 2017年8月

妊娠力アップのための「3つの性ホルモン」の循環力

柏市 整体

妊娠のプロセスは、ホルモンの分泌により支えられています。

妊娠力向上の手がかりとなる「女性ホルモン」「男性ホルモン」の循環力について解説します。

 

<女性ホルモン:エストロゲン、プロゲステロン>

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。エストロゲンは、受精卵が着床して育つベッドである子宮内膜の増殖などに、プロゲステロンは、受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に導き、妊娠の継続などに関与しています。

 

エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は、増減していて28日前後のサイクル(性周期)を繰り返しています。

 

エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は、増減していて28日前後のサイクル(性周期)を繰り返しています。

月経がはじまると、卵巣の中では卵胞(卵子を包んでいる袋)が成熟を開始し、自らエストロゲンの分泌を開始します。エストロゲンは、らせん動脈などの血管や子宮腺がある機能層を肥厚・増殖させて子宮内膜を厚くし着床を促します。

 

増殖期の間、成熟を開始した卵胞は、1個だけが完全に成熟し、性周期の14日ころに卵胞の壁が破れ、卵子が排出されます(排卵)。そして、排卵後、卵胞は黄体となり、プロゲステロンを分泌します。プロゲステロンは、子宮内膜の子宮腺を増加させて分泌液を増やし、それと同時に子宮内にあるらせん動脈などの血液量を増加させます。血液量が増加すると、子宮内膜の血液循環が促進し、十分な栄養素を子宮内膜に循環させて子宮内膜をふわふわで厚くした状態を維持させるように作用します。

 

妊娠が成立しなかった場合は、この2つのホルモンの分泌が減少することで、子宮内膜が脱落して血液とともに体外へ排出されます(月経)。妊娠が成立した場合は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌は上昇し、妊娠の継続、つまり受精卵を育む力を維持していきます。

 

このように、子宮内膜の厚さ・状態は、受精卵の着床力と受精卵を育む力に大きく関係しています。受精卵が着床するベッドである子宮内膜は、エストロゲンの働きによって厚くなりますが、排卵後にプロゲステロンの分泌量が増えることで子宮内膜の厚みを維持し、受精卵を育んでいきます。

 

<男性ホルモン:テストステロン>

男性ホルモンには、テストステロンがあり、精子の質に重要で、受精卵の着床力に大きく関係しています。

テストステロンは、ライディッヒ細胞と呼ばれる精巣の精細管の付近から分泌され、精子形成促進や男性機能の増進、精力増強、性欲亢進などに関与しています。テストステロンの分泌量は、女性ホルモンのような波の変動はありませんが夜眠っている間に分泌されて昼の活動で消費されていきます。

 

<3つのホルモンの分泌向上のためには>

エステロゲンとプロゲステロンの分泌を向上させるためには、良質な睡眠や栄養バランスが整った食生活、冷え対策などを心掛けることです。また、テストステロンの分泌を向上させるためには、亜鉛の接種や睡眠時間の確保、筋力トレーニングなどを心掛けることです。

 

そして、これら3つのホルモンの分泌向上に必要な共通の生活習慣は、自律神経を整えることです。

自律神経が乱れると、ホルモン分泌の司令塔である視床下部に影響を及ぼし、次の図にあるホルモン系統に乱れが生じてしまいます。すると、卵子と精子の質や子宮内膜の状態が低下し、受精卵が子宮内膜に着床しづらくなってしまいます。

 

自律神経を乱す主な原因としては、3つあります。1つ目は、過度なストレスです。過度なストレスを感じると、自律神経を司る視床下部はストレスを生命維持に関与する大問題と捉え、ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。2つ目は、睡眠不足です。睡眠不足になると、脳が疲労し視床下部が正常なホルモンのコントロールをできなくなってしまいます。3つ目は、冷えです。ホルモンは、血液循環の流れに乗って全身へ巡るので、冷えによって血流が悪化するとホルモンの循環がうまくいきません。

 

自律神経を整えるためには、ストレスの発散や十分な睡眠の確保、冷えの解消などを心掛けることが大切となります。

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不妊治療ってどんなものがあるの?

今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。

柏市 整体

避妊をせずに1年がたっても自然妊娠しない場合、不妊の可能性があります。
今回のブログでは一般的な治療と原因不明妊娠について考えていきたいと思います。

 
<女性側の治療>
①タイミング法
排卵にあわせての性交渉を行います。
月に何回性行為があり、その上でどれ位の期間妊娠していないかで、タイミング法をする必要があるか無いかの判断がされるようです。
 
②女性ホルモン検査
6種類のホルモンを調べます。どのホルモンに異常があるかでどのような不妊原因があるかがわかります。
 
③子宮卵管造影
卵管につまりがないか確認する検査です
 
④子宮鏡検査
子宮筋腫やポリープ、奇形などを調べる検査です
 
⑤AMH検査
採卵できる卵巣の数を調べる検査です
 
⑥フーナーテスト
性交後に子宮頸管の粘液中の精子の状態を確認するための検査です

 
<男性編>
①精液検査
精液の量、精子の数や運動率を調べる検査です。
②性病検査
クラミジアなどの性病に罹患していると妊娠していても流産する可能性が高くなるかあです。
※女性も検査が必要になります。

 
<原因不明の場合>
男女ともに検査で異常がないのに不妊である場合も半数以上あるようです。

 
<民間療法と不妊>
数値では出てこなくても働きの弱っている体の状態を、民間療法でより良い状態に改善するというのも無駄ではないと考えます。
不妊治療に並行して適宜取り入れていただきたいと思います。
 
<生理に関連して>
生理周期の不順、生理痛、月経量の過小、など生理に関連するトラブルがあること自体、健康とは言えません。
妊娠と生理周期は切っても切れない関係。生理に関連したトラブルはカイロプラクティックや鍼灸などでも改善できる可能性は大きいです。
 
<男性不妊に関して>
また男性の勃起障害や射精障害は、自律神経の働きが乱れている場合があります。
体に疲労が蓄積されていると自律神経の働きが悪くなりますから、体の調整をすることで自律神経の働きを整えてはいかがでしょうか。
 
<内臓の問題>
病気ではないけれど、内臓下垂などがあって食事の消化吸収が弱くなっていれば栄養が体にいきわたりません。
脳下垂体をはじめとしたホルモンに関わる内臓の働きが弱いと卵子の成長や排卵に関しての低下、妊娠の維持ができないこともあるでしょう。

 
このような体全体を整えていくことでよりよい妊娠、出産につなげていければ嬉しいですね。

 

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刺身とともにみる野菜達

今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。

柏市 整体めたで、ぼうふう、おご

これらは何に使われているでしょうか。これで分かれば、鼻高々!
 
ヒント1 あおじそ、めじそ、きぎくも同様に使われています。
何に使われているかここで分かったら、鼻高さん。
 
ヒント2 みょうが、しんしょうが、わさび、だいこんも同様に使われます。
おわかりでしょうが、皆さんが刺身とともにみる野菜達です。
 
① 芽たで双葉が出たばかりのたでの芽で、主に赤紫色をしています。防腐作用、殺菌作用があります。
 
② 防風は、茎のところが薄い紫色で、先を十字に切って水に放すとクルッと外に丸まっているものです。「防風通聖散(ボウフウツウショウサン)」という漢方薬として処方され、解毒作用、脂肪分解作用などがあります。
 
③ 糸状の海藻がついているものです。食物繊維が整腸作用を助けます。
 
④ 青紫蘇のペリルアルデヒドには強い殺菌作用と食欲増進効果があります。
 
⑤ 芽紫蘇(紫色)や穂紫蘇には、青紫蘇と同じ効果があります。
 
⑥ 黄菊には香りとともに高い清熱・解毒作用があります。萼から花びらを取り、醤油の中に入れ、刺身にまぶして食べます。
 
⑦ みょうがに含まれる精油成分のアルファピネンは大脳皮質を刺激し、眠気を覚ましたり、中枢の延髄を活発に活動させ、発汗を促し、呼吸を正常に調整、血液循環をよくします。また、余分な熱を冷まし、解毒作用があります。
 
⑧ 甘酢で漬けた小さな新生姜は赤く染められ、細長く切って亜あります。
温熱作用、食欲増進、強力な殺菌作用があり、食あたり防止、下痢予防になります。
 
⑨ わさびの辛味成分のシニグリンは、おろすと酵素シニグリナーゼが加水分解され、アリルイソオシアネートになります。
これは強力な抗菌作用、防かび作用があり、生魚の中毒を防ぎ、殺菌作用もしてくれます。
また、刺激作用は食欲を増し、唾液の分泌を促し、ジアスターゼの活性を増加させ、消化を促進させます。
 
⑩ 千切り大根のジアスターゼは消化剤、解毒剤として働きます。
刺身のつまは、刺身を引き立てるための飾りではないことがおわかりでしょうか。
つまは脇役であるように見えて、立派に役目を果たしている大事な「薬味」なのです。
手技療法家は、手技だけで健康を得られないことを良く理解しています。必ず、「食」にも意味があり、併せて健康を得られるよう考えています。
少なくとも刺身のつまを召し上がってみて下さい。

 

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