KI13 太渓(たいけい)【足の少陰腎経】
部位
内果尖とアキレス腱の間で、後脛骨動脈拍動部に取る。
解剖
長趾屈筋(腱)、アキレス腱、〈筋枝〉脛骨神経、〈皮枝〉伏在神経、[血管]後脛骨動脈
臨床
腎炎、萎縮腎など腎疾患、扁桃炎、中耳炎、足関節炎およびリウマチなど
KI2 然谷(ねんこく)【足の少陰腎経】
部位
内果の前下方で、舟状骨の尖ったところの下、内側楔状骨との間の陥凹部に取る。
解剖
後脛骨筋(腱)、母指外転筋、〈筋枝〉脛骨神経、内側足底神経、〈皮枝〉内側足底神経、[血管]内側足底動脈
臨床
咽頭痛、扁桃炎、膀胱炎、足底痛など
KI1 湧泉(ゆうせん)【足の少陰腎経】
部位
足趾を曲げたとき、足底部で第2・第3指の間のみずかみと踵を結ぶ線上で、みずかきから1/3に取る。
解剖
足底腱膜、短指屈筋、〈筋枝〉内側足底神経、〈皮枝〉内側足底神経、[血管]底側中足動脈
臨床
腎疾患(急性・慢性腎炎、浮腫)、心疾患、動脈硬化、高血圧、めまい、扁桃炎、下肢の麻痺、足底痛、生殖器系疾患による下腹部の冷感・熱感・しこりなど