KI7 復溜(ふくりゅう)【足の少陰腎経】
部位
太渓から上方2寸で、アキレス腱と長趾屈筋の間に取る。交信と同位の高さで、後方0.5寸。
解剖
長母趾屈筋、長趾屈筋、ヒラメ筋、アキレス腱、〈筋枝〉脛骨神経、〈皮枝〉伏在神経、[血管]後脛骨動脈
臨床
腎虚症(特に婦人病や精力減退などの生殖器系疾患や泌尿器系疾患)、心疾患、高血圧、脳血管疾患、腰痛、脚気、耳鼻系疾患など
KI6 照海(しょうかい)【足の少陰腎経】
部位
内果尖の下方1寸、、踵骨上縁で陥凹部に取る。
解剖
後脛骨筋(腱)、長趾屈筋(腱)、〈筋枝〉脛骨神経、〈皮枝〉伏在神経、[血管]後脛骨動脈
臨床
婦人科系疾患(特に月経不順、子宮内膜炎)など
KI5 水泉(すいせん)【足の少陰腎経】
部位
太渓より下方に引いた線と照海より後方に引いた線との交点部で、踵骨隆起前方の陥凹部に取る。
解剖
〈皮枝〉伏在神経、内側踵骨枝(脛骨神経の枝)、[血管]踵骨枝(後脛骨動脈の枝)
臨床
月経不順や子宮けいれん・出血などの婦人科系疾患、膀胱けいれん、踵骨痛など