4月に入り、新学期、新年度もスタートしました! 4月は新しいチャレンジの季節でもありますが、またストレスや疲れも溜まりやすい時期でもあります。 今回は緊張やストレスをやわらげるお勧めの精油を紹介いたします!
4月のオススメ精油
《ラベンダー》
~緊張やストレスをやわらげる「万能ハーブ」ウッディーな香りを含んだやわらかな花の香り~
【ラベンダーの歴史】 ラベンダーはアロマテラピーでもひろく使用される精油の一つで、この植物は非常に古いむかしから治療に使われています。 古くは古代ローマ人がラベンダーの消毒作用をいかし、浴槽に入れて沐浴し、創傷をこれで洗いました。 実際、英名のラベンダーのもとになったラテン語lavareは、「洗う」という意味です。
また、フランス人化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが実験中に火傷をを負い、ラベンダー精油で見事に治癒した経験から、精油の研究に没頭し、そこで1937年に生まれた言葉が『アロマテラピー』です。 そういった意味で、アロマテラピーの発展の歴史は、ラベンダー精油とともに始まったと言えるでしょう。
【ラベンダーの体に働きかける効果】 ラベンダー精油は、高い血圧を下げ、心拍を鎮めます。また、これが不眠症を効果的になおすことは長い間知られてきました。 また、ラベンダーはストレスからくる筋肉の緊張を和らげ、頭痛や肩こりにも効果が期待できます。 眠りをうながし睡眠の質を高めますので、疲労回復にも効果的です。
【香り】 <樹木系> 少しウッディーな香りを含んだ、やわらかな花の香り
【働き】 <心> 緊張やストレスをやわらげ、眠りを促す。
<体> 頭痛、月経痛、筋肉痛をやわらげる。血行を促し、リンパの流れをよくする。
<肌> 日焼けによる炎症をしずめ、火傷の治りを促す。ニキビ、虫さされ、水虫などの回復を助ける。
【メモ】 ・シソ科の低木種。 ・ラベンダーの花の咲いた先端部分、葉、茎を水蒸気蒸留して精油を抽出します。 ・フランス、イギリスで広範に栽培され、地中海地方では野生した多数の種類があります。日本の産地では北海道の富良野が世界的に有名です。
〈ラベンダーオススメレシピ〉
〔ストレスで緊張した首や肩を癒すラベンダーの温湿布〕
新学期、新年度で頑張りすぎていつの間にストレスや疲れがたまりやすい時期です。。 筋肉のこわばりをとりながら、安らぎをもたらすラベンダーの温湿布で首や肩を温めて、体も心もゆっくり解きほぐしましょう!
☆レシピ ・ラベンダー精油 2滴
☆使い方メモ
・熱めの湯にラベンダー精油を落とし、タオルにしみこませ絞る。温湿布を首の後ろや肩にあてる。