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今回のブログは 瑞穂カイロプラクティック整体院 海老原 仁先生の記事を引用しています。
お年寄りの方の腰が、曲がってしまっているのを見かけた事があると思います。
「どうしてあんなに曲がってしまうんだろう?」と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この現象は、老人性後湾症(ろうじんせいこうわんしょう)、老人性円背(ろうじんせいえんぱい)などと呼ばれます。
腰を曲げることが多い職業(例えば農業など)の人に発症しやすい傾向があります。
大きな原因のひとつとして『骨折』が挙げられます。
女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすくなります。
加齢に伴いカルシウムの吸収力が落ちて、カルシウム不足になってしまう為です。
そのため『脊髄の圧迫骨折』を起こして、背骨(特に前側)が潰れてしまうのです。
背骨が何か所か骨折してしまい、結果的に腰が曲がっていってしまいます。
もう一つの原因は『筋肉の衰え』です。
上半身を支える背中、腰、腹の筋肉が弱ってしまい、上半身を支えきれなくなり、腰が曲がってしまいます。
その他に神経の問題もあります。
高齢になると様々な症状で歩行時に痛みやしびれが生じることがあります。
しかし腰を曲げると、その痛みやしびれが軽減することがあるのです。
腰を曲げると楽になるので、普段からそのような姿勢で過ごしてしまい、段々と腰が曲がっていってしまうのです。
一度曲がってしまった腰を元に戻すのは、非常に難しいです。
特に圧迫骨折が原因の場合、ほぼ不可能だと思います。
腰が曲がったままの生活はデメリットが多いです。
杖をつく事も多くなりますし、その場合は肩の関節にも負担が掛かります。
膝にも負担が掛かり、痛みが出てしまうことも多いです。
一番は腰が曲がらないことなのですが、それにはある程度の筋力トレーニングが必要になってきます。
腹筋・背筋が重要なのですが、いきなり始めると逆に痛めることにもなるので注意が必要です。
買い物に行く際に、少し荷物を詰めたリュックサックを背負ってもトレーニングになります。
腹筋は両膝を曲げて上体を少し起こします。
おへそが見えるくらいまでで十分です。
正しい姿勢を意識して、軽くウォーキングするのも有効です。
腰が曲がってしまうのは特別な事ではなく、誰にでも起こりうる事です。
上記のようなトレーニングをしながら予防に努めて、楽しいシニアライフを過ごしてくださいね。
鍼灸マッサージ師の国家試験まで、残すところあと1年強!
せっかく東洋医学を学べる唯一の公的機関である鍼灸マッサージ師専門学校に通っていますので、これから不定期で東洋医学について、私自身の臨床経験にも照らし合わせながら、極力わかりやすく解説していきたいと思います。
『日本で一番わかりやすい東洋医学』と、おこがましいことは書けないので、『柏で一番わかりやすい東洋医学』を目指して、第1回は東洋医学において生命活動を維持するための物質である『気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)』の『気』について書かせていただきます。
さて、皆さんは東洋医学でいうところの『気』というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
私が鍼灸マッサージ師の専門学校に入って東洋医学を学ぶまでは、気というと「科学的には解明されていないなんだかちょっと胡散くさい目に見えないエネルギー」のようなイメージを持っていました。
古代中国の哲学思想では、「気は宇宙を構成する基本単位のひとつとされ、気が変化して万物を創造し、すべての事象が生まれる。つまり、気が人体を作り、生命活動を維持しているとされる。」とありますので、広義でいうところの『気』は、「目に見えないエネルギー」という解釈もあながち間違いではないのかもしれません。
でも、私が専門学校の東洋医学概論で人体における『気』というのを学んで、最初に思ったのは、「なんだ、気って目に見えないエネルギーというより、物質としてわかりやすいエネルギーのことだったんだな。」ということ。
前置きが長くなりましたが、今日は人体における『気』の基本的な構成物質について書きます。
人体の気は、自然の清気(空気)、水穀の精微(たべもの)、先天の精(両親から受け継ぐ遺伝子)のいづれかから生成されます。
清気は呼吸により、大気中から取り込まれる空気のことですし、水穀の精微は飲食物の消化過程で生成される栄養源ですし、先天の精は生まれた時点で両親から受け継いだ遺伝子そのものです。
つまり、清気(空気)からは酸素というエネルギーを取り込み、水穀の精微(たべもの)からは、カロリーというエネルギーを取り込み、先天の精からは、遺伝子プログラムと、人体を構成する命そのものを取り込むということです。
こう考えると、人体における『気』というのは、目に見えないエネルギーというよりは、非常にわかりやすい物質エネルギーですよね?
そう、意外と東洋医学って古代の人たちが自然や人体を注意深く観察してきた合理的で現代の私たちにもわかりやすい経験医学だったりするのです!
ということで、次回は人体における『気』の生理作用について書いていきます。
今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
更年期を過ごしている方、閉経が間近な方、閉経された方。
イライラしたり、やる気が出なかったりという、見えない更年期障害で周りに理解されずにお困りの方もいるでしょう。
一方で多汗になったり顔が紅潮したりと、人から見えることでお困りの方もいることと思います。
今日は更年期障害といわれる症状のうち、ホットフラッシュについて。
更年期障害を調べれば、女性ホルモンの乱れによって起こるというのはすぐにわかります。
女性ホルモンのエストロゲンがどんどん減っていって
↓↓↓
何してんの!エストロゲンを出しなさいよ!
と、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンが、たくさん出ます
↓↓↓
出なすぎるホルモンと出すぎるホルモンのせいでアンバランスに
↓↓↓
すると自律神経中枢に悪影響!
このような変化で更年期障害がおこるわけです。
対処法としては色々あります。
≪軽い運動をする≫
ウォーキング、水中ウォーキング、ラジオ体操などの軽い運動で
1回20分程度、週3~4回位行って頂くと、自律神経の働きが改善します。
☆自律神経は身体を動かすことと密接にかかわっているのでおすすめです!
≪冷やす≫
冷えぴたや、制汗材、ちっちゃいアイスノンなどで、脇・首の後ろ・顔などを冷やしましょう。
「冷えてるよ」とわかれば汗も落ち着いてきます。
これらを持ち歩けなかったら、手を洗って水がついている状態で首や顔を冷やしてもいいし、
手持ちのハンカチを濡らしてあてても良いと思います^^
☆外気温が低くても本人が運動していなくても、ドッと大量の汗をかくのがホットフラッシュ。
身体が勝手に“暑いかも”と勘違いして汗をかいています。
≪リラックス≫
人前でドット汗をかくとやっぱり焦りますよね。
すると交感神経が興奮して、もっと汗をかくことに。
一口氷水(水)を飲む。
ゆっくり深呼吸を2~3回。
ギュッと力んで、だら~~~んと脱力する。
強制的にリラックス状態を作りましょう。
☆こうすると副交感神経が働き出して不要な汗を抑えてくれます。
≪カイロプラクティックはいかが?≫
カイロプラクティックでお身体の調整をしてみませんか?
臨床の現場では実際に更年期障害に対して効果を出しています。
手前味噌ですが、体が整うことで症状を軽減できるのです。
私も40歳台半ばになり、生理周期が乱れることが出てきました。
いよいよ更年期なんですね。
でもね、「歳を取ってイヤだなあ」って思うより、「体が正常に働いてる」って思っています。
これが自然な身体の働きですから。
その年齢に沿った健康を^^
更年期の体の変化も嫌がると体への反応も拒否反応になってしまいますから。
「良かった良かった正常だ」と思ってもらえたら良いな、と思います。