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今回のブログは 世田谷カイロプラクティック・整体院 立花 健仁先生の記事を引用しています。
9月に入っても厳しい残暑が続いていますが、皆さん体調はいかがですか?
この時期に注意したいのは「秋バテ」です。
特に今年の7月~8月は災害レベルの猛暑が続いたために、秋バテを起こしている方が多いようです。
私の整体院にも秋バテと思われる症状でご利用される患者さんが例年以上に多くなっています。
秋バテとは夏に受けた体へのダメージがこの時期に不調として現れてくる現象です。
代表的な症状としては、
全身倦怠感、慢性的な疲労感、頭痛、不眠、動悸、食欲不振、消化不良、下痢、便秘、冷え、
また、肩こり、腰痛等の痛みが強くなる。
等ですが、
症状が重くなると、
自律神経失調症、うつ病、喘息などの重篤な症状に進行してしまうケースもあります。
秋バテの原因は夏に受けた体のダメージですが、主なものは、
・暑さによる内臓全般の疲労や機能低下
・暑さや寝不足による脳の疲労や機能低下
・汗を大量にかくことによる体内のビタミンやミネラルの不足
・水分を多くとる事による胃腸の疲労や消化機能の低下
・エアコンの効いた屋内と屋外の温度差による自律神経やホルモンの乱れ
などが挙げられます。
秋バテは、はっきりとした痛みや、寝込んだりするほどの重篤な症状が出ることは少ないため、
体調が優れなくても、特別な対策をとることのない方がほとんどだと思います。
しかし、秋バテの症状を見過ごして放置しておくと、
QOL(生活の質)が低下するだけなく、先ほども述べた通り、自律神経失調症、うつ病、喘息などのより重篤な疾病へ進行してしまうケースもあります。
よって、「しばらくすれば治る」と思って放置するのではなく、より積極的には回復させる取り組みをして頂く事をお勧め致します。
【今から取り組みたい秋バテ対策】
1、食事
食事は健康の基本です、「食欲がないから」、「胃腸の調子が良くないから」という理由で食事を抜いたり、簡単なもので済ませてしまうのは良くありません。
食事の基本は、1日3食・規則正しく・バランス良くです。
また、弱った胃腸の働きを整えるためにも、冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べる(飲む)ようにしましょう。胃腸に負担をかけないため、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。
ミネラルやビタミンは疲労回復や体調維持に欠かせないので、、ビタミンやミネラルが豊富な食材を積極的に摂るようにしましょう。
どうしても食欲のないときには、量より質です。少量でも、栄養バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
食事のみでミネラルやビタミンが十分摂取出来ない場合は、サプリメントや栄養補助食品の助けを借りることも一つの方法です。
2、入浴
一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするためには、約37~39℃のぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。時間は長めで10~15分以上は入るようにして下さい。
ぬるめのお風呂に少し長く浸かることで、リラックスモードの自律神経である副交感神経が優位になり、体が睡眠モードに切り替わります。
また、副交感神経が優位になると、血流が良くなったり、内臓の働きもよくなり、夏に受けた体のダメージを回復させるのにとても効果的です。
3、冷房
残暑が続いている為に、まだまだ冷房の出番が多いこの季ですが、一般的には、外気との温度差は5℃以内が望ましいとされています。
、オフィスなどでは、誰もが快適な温度設定にすることはほぼ不可能ですので、自分の体調に合わせて温度調節できる服装(カーディガンなど)や、ひざ掛け、靴下、腹巻きなでを活用して下さい。特に、お腹まわりや下半身の保温が大切です。
4、運動
適度な運動をすることで、血液循環が良くなったり、副交感神経が優位になります。また内臓や脳の働きを良くする効果もあります。
まだまだ暑い日が続きますので、日中の暑い時間帯はさけて、朝夕の涼しい時間帯を選んでウォーキングや軽い運動をし、適度に汗をかくようにしましょう。もちろん、そのときには水分補給もお忘れなく・・・。
上記のような内容に注意したり、取り組んでいただく事で、夏に受けた体のダメージが早く回復し、秋バテの症状を解消させる事が可能になります。
秋バテの症状に心当たりがある方は、是非日々の生活の中に積極的に取り入れてみて下さい。
秋バテ対策をしっかり行い健康な体を取り戻して、今年の秋をしっかり楽しみましょう。
今回のブログは 瑞穂カイロプラクティック整体院 海老原 仁先生の記事を引用しています。
今年の夏は本当に異常な暑さです。今日は8月27日ですが、東京は猛暑日です。
例年なら7月20日くらいで梅雨が明けますが、6月で終わってしまいましたね。
それから連日のように真夏日、猛暑日が続いています。これだけ暑いと、当然のように気をつけなければならないのが『熱中症』です。
皆さん熱中症については良くご存じだとは思いますが、まだまだ暑い日が続きそうなので、ここでもう一度おさらいの意味で熱中症について知っておきたいことを書こうと思います。
まずは熱中症の症状についてです。
ひと口に熱中症といってもその症状は軽いものから重いものまであります。めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状を感じたら、それが熱中症のサインです。速やかに水分補給をする必要があります。
足がつったり、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状も出てきます。
重くなると真っ直ぐ歩けない、意識障害、失神してしまう場合もあります。手当が遅れてしまうと脳に重度の障害を負ったり、最悪の場合は死亡してしまいます。
私の知っている方も数年前に重度の熱中症になり、脳に障害が残ってしまい未だに社会復帰できていません。【熱中症の予防】
このように命にかかわったり、体に重いダメージを残してしまうこともある熱中症ですが、正しい予防の方法を知っていれば防ぐことができます。
日常生活において、このようなことに気をつけてください。① 直射日光を避ける
やはり強い日差しを浴び続けるのは危険です。最近では男性用の日傘なども売っているようです。帽子、日傘などを利用して直射日光を避けましょう。② 服装を工夫する
汗を吸収しやすい素材の服や下着を着用するだけでも、効果が期待できます。
風通しの良い素材を選んでください。色は黒やそれに近い色は避けた方が良いでしょう。
作業服では扇風機が内蔵されていたり、保冷剤を入れられるものもあるそうです。外仕事の方などは、こういったものを着用すると良いかもしれませんね。③ 塩分補給
汗をたくさんかいた場合、水分の他に塩分の補給も必要になります。
汗をかいたあとに体がベタベタするのは、塩分が体の外に出ている証拠です。
塩分、電解質などが含まれているスポーツドリンクや、経口補水液を摂取してください。あまり汗をかいてない場合は、あまり積極的に塩分を補給すると、却って塩分の摂り過ぎになってしまいます。
それはそれで問題がありますので、そんな時はミネラルも一緒に摂れる麦茶がオススメです。④ 水分補給
水分は体の60%を占めていて体のミネラルバランスの調整、体温の調節などの重要な役割を担っています。
一日で必要な量は2000ml~2500mlと言われています。(成人の場合)熱中症予防の水分補給として思い浮かぶのは、『ポカリスエット』『アクエリアス』『OS-1』ではないでしょうか?
ポカリスエットとアクエリアスのどちらが適しているか、この夏はネットなどでも見かけましたが、どちらかと言うとポカリスエットのようです。
最も適しているのは生理食塩水ですが、これを飲みやすくしているのがポカリスエットやアクエリアスなのです。
ポカリスエットの方が若干ナトリウムの含有量が多いので、どちらかと言うとポカリスエットという事になります。OS-1は脱水症状の際に効果を発揮する飲料です。塩分と水分、電解質と糖質のバランスが非常に考えられている『経口補水液』です。
ポカリスエットやアクエリアスでは対応しきれない場合、OS-1に早めに切り替えるのが良いと思います。
そんな事態にならないように、のどが渇いてなくても水を飲んだり、スポーツや作業の前に水分を補給しておくことが重要になってきます。
⑤ 睡眠をしっかりとる
寝不足も熱中症の原因になります。
毎日しっかりと睡眠をとってください。寝苦しい夜はエアコンを躊躇なくつけましょう。
良く「エアコンをつけっぱなしだと体がダルくなる」とか、「体が痛くなる」とか、「エアコンが嫌い」などと言う人がいます。
夜に限らないですが、今年の夏などは命にかかわってくる暑さです。
命と天秤に掛けたら、答えはひとつですよね!!それと電気代が掛かるからイヤという人もいます。
一概には言えませんが、最近のエアコンは一日中つけっぱなしの方が、電気代が安くなる場合もあるようです。
部屋の広さ、エアコンの性能にも左右されますので、ネットで調べてみてください。しっかりと睡眠をとるためには、エアコンは不可欠です。
夜は27℃くらいが良いかと思います。熱中症は重篤な後遺症を伴う危険があります。
まだまだ残暑が厳しいですが、上記のような事に気をつけてこの異常な夏を乗り切ってくださいね。
今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
子供の発達障害が注目されていますね。
日本では、世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の基準に基づいて
平成16年に「発達障害者支援法」が定められました。
私も現在、
伊藤彰洋D.C.
(名古屋 伊藤カイロプラクティックオフィス http://hp.nagoya-cci.or.jp/chiro/)
による機能神経学セミナーにおいて発達障害について勉強しています。
講義で学んだものも交えて発達障害についてお話します。
発達障害とは
上記によると発達障害とは
学習障害(LDとよばれるもの)
注意欠陥・多動性障害(ADHDとよばれるもの)
広汎性発達障害(PDDとよばれるもの。自閉症、アスペルガー症候群その他)
に分類されています。
発達障害はどうして起こるのか?
① 脳機能の不一致
出産/成長の過程で、大脳の左右の働きがアンバランスになって起こると考えられています。
現在では遺伝や、育て方(しつけなど)の良し悪しではないということが分かっています。
② 出産時の問題
分娩が異常に短すぎた/長すぎた
帝王切開で産道を通っていない
③ 必要な刺激の過不足
出産後、成長の過程で行われたり、受け取るはずの刺激が多すぎたり少なすぎた。
④ 栄養の問題
妊娠・出産時に母親が肥満だった
出生時に胎児の体重が2500g以下だった
(その他の要因も多数)
もうちょっと詳しく
① 脳機能の不一致
成長の過程で、左脳と右脳は同時には発達しません。
月齢、年齢によって発達していく時期が違うのです。
出産後、おっぱいを飲む、抱っこされる、話しかけられる、首すわり、寝返り、ハイハイなど
成長していく過程で保護者が赤ちゃんに行う事やケアが全て脳の発達に必要な刺激になります。
スキンシップの重要性はここにあります。
子供になった時に体を使った遊びをすることも体の感覚を通して脳機能の発達を促します。
追いかけっこ、高いところに上ったりおりたり、跳んでみたり、しゃべったりetc...
これらは平衡感覚や、筋力の発達を促します。
とはいえ、外遊びが好きかどうかって子供さんの性格にもよるんですよね。
うちの子は小さいときは外遊びが好きでしたが、小学校では屋内遊びが好きでした。
もっと外で遊んでほしいなと思っておりました。
② 出産時の問題
これは?にもつながります。
産道を通ることも、赤ちゃんにとっては必要な刺激です。
産道を通るために赤ちゃんには様々な反射が備わっています。
早すぎる出産で反射が起こりきらなかったり、
長すぎる出産で反射が起こりすぎたりすることが
その後の成長を妨げる場合があるということです。
そうなると、帝王切開で出産することはいけないのかと不安になってしまいますね。
母子の安全のために帝王切開になることもあると思います。
その後は赤ちゃんとのスキンシップが非常に大切になります。
ぜひたくさん、抱っこやなでなでをしてあげてください。
普通分娩と帝王切開を選択できるから、帝王切開を選ぶ、というのはなるべくなら避けることをお勧めします。
③ 必要な刺激の不足
赤ちゃんは体に備わっている本能(様々な反射行動)を使って生きています。
成長していく過程で不必要になったものは起こらなくなります。
例:2足歩行になるとハイハイをしなくなる
成長の過程で必要なものが不足すると、その後の発達を邪魔することがあります。
例:ハイハイをほとんどせずにお兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をしてつかまり立ちが始まった。
ハイハイで必要な体を動かす反射機能が少ない
ハイハイの時に感じる皮膚感覚などが足りなくなる可能性だからと言って、無理やりやらせても、代わりに毎日足を動してあげる意味がありません。
つかまり立ちの例で言っても、大人側から不足しているように見えてもその子にとって必要十分であれば問題ないわけです。
・・・ということは、成長していっておかしなことが起きていなければ良し、
ぐらいのおおらかな気持ちも必要ですね。
お子さんの観察が重要になってきますね。
自分で気づかないこともあると思います。
私は自分の子のとき「この子はこんなもんなのかな」となかなか気づけませんでしたが、
保育園の先生から、子供の行動が他のお子さんと違うことを指摘してもらいました。
④ 栄養の問題
赤ちゃんが2500g以下の未熟児で生まれた場合も発達障害になる可能性を上げるそうです。
今妊婦さんで産後の体系を維持するために体重管理を厳密に行っている方もいることでしょう。
ただ、もしそのために赤ちゃんに栄養が行きわたらなくなってしまうようでは本末転倒と言えます。
逆にお母さんが妊娠中に肥満になることも、発達障害のリスクファクターになるとのこと。
さらに言うと、受精の段階でお母さんが肥満、又は両親ともに肥満であってもリスクが上がるそうです。
→こういうことを聞いてしまうとやせようとするお母さんが増えてしまうのかもしれませんが・・・
ベストの体重やスタイルでなくても、太っている・やせているのちょっと手前くらいでおさまる、ほどほど、だといいですね。
簡単ではありますが、発達障害に関わる一例をあげてみました。
リスクファクターは上記に書いたことだけでなく、多数の要因があります。
手技療法家や助産師さんのなかでも、脳機能の左右差が原因だという認識は広がりつつありますし、
その対処法もアメリカをはじめ日本でも研究されてきています。
生きづらさを抱えているご本人や家族が少しずつでも生活しやすくなるように私たちも勉強していかなればならないと考えています。