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整体日記

作成者別アーカイブ: オリーブの木

アスリートの腰痛

アスリートの腰痛

高校生女子のYさん、陸上部に所属する現役のアスリートです。

 

先月、お母様から「娘が腰痛を患っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。」 とお電話を頂き、施術を開始することになりました。

 

話を聞くとYさんは、中学時代に100m走で、千葉県で6位の記録を持っていたとのこと。 そしていくつかの高校から推薦入学の誘いを受けて現在の高校に進路を決めて、現在も陸上に打ち込んでいるということです。

 

Yさんは私と同じ中学校出身、なので年は一回り以上違いますが母校の後輩にもあたります。 実は私も中学1年生の時に1500m走で県で6位の記録を持っていました。ただ私は中学時代から硬式野球のクラブチームに所属して、野球の為に足腰を鍛える為に陸上部に入っていたという感じだったので、陸上で良い記録を残したのは中1の時だけだったんですけどね。

 

施術中は、Yさんの陸上にかける情熱や部活動の話を聞いているうちに、私もちょっと昔の青春時代を思い出してしまい、私も中学高校時代の部活動の話などをして部活動話に花が咲きました。 そんなYさんの話を聞いていると、「なんとか私も記録更新の力になれれば!」という想いが強くなります。

 

Yさんの症状は、最初は左足にシビレもあったのですが、5回目の施術で腰の痛みと左足のシビレは取れたところ。

 

ただ今度は左足の腿前面が痛いということなので、今度はその問題の解消を目指そうという段階です。

 

先週は、Yさんの部活動が遅くなってしまい、当院の施術時間に間に合いませんでした。 そこで日時を変更して改めてということだったのですが、今度はわざわざご両親が当院に足を運んで挨拶に来て下さいました。

 

「先生、娘の状態は大丈夫ですか?」 「実は私たち二人も学生時代陸上をやっていたので、あの子はサラブレットなんです!私たちもなんとかあの子の力になりたいと思っているんです!」 「先生、これからもよろしくお願いいたします!」 と熱いお言葉を頂きました。

 

ご両親のバックアップ体制もあり、そしてYさん自身が「陸上が楽しい!」と言う。 後は身体のコンディションをしっかり整えて、練習を継続して続けられる状態を作るのみ!

 

かけがえのない高校時代の部活動。

 

私も高校時代の部活動は本当に大切な良い思い出となっています。 なので、Yさんにとっても悔いのない青春時代の1ページになるよう、私も全力でYさんの施術に取り組みたいと思いました。

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悪性の坐骨神経痛

悪性の坐骨神経痛

先月末から当院に通われているTさん、70代男性。

「3日前から、ものすごく腰が痛くなったので来ました。」 ということ。

 

姿勢分析をすると明らかに脊柱が右に傾いている。 そして右足の親指までシビレが来ているという。

 

坐骨神経痛がある側へ脊柱が傾斜しているケースは、椎間板の髄核が飛び出してしまっている可能性がある。 こういった場合、私たちカイロプラクターは通称『悪性の坐骨神経痛』と呼び、 場合によっては整形外科さんのレントゲン検査を勧めなくてはいけないパターンでもあります。

 

なので、初回の施術前にTさんには、 「椎間板の髄核に問題がある可能性がありますので、数回施術を行って症状に変化が見られない場合、整形外科さんでのレントゲンを勧めますが、それでもよろしいですか?」 と了承を得てから施術を開始しました。

 

施術間隔は1日おきから3日おきの間隔で本日6回目の施術。 当初は夜の睡眠時に痛みで目が覚めてしまうほどの状態でしたが、施術を重ねるごとに痛みが出る頻度が減り、本日来られた時は、 「先生、やっと夜も寝れるくらいに痛みが減り、本当に楽になりましたよ!」 という状態まで回復しました。

 

この状態なら、髄核が飛び出てしまって整形外科的手術を行わなくてはいけないという最悪の選択は免れそうです。

 

これからは慎重に様子を見ながら、まだ右足の指先までシビレが来ている坐骨神経痛の症状の改善を目指すのみです。

 

まだまだ気は抜けませんが、これからもしっかりと施術を続けていこうと思います。

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ブレイクスルー

ここ数週間で、オリーブの新芽が爆発的に成長しています。

 ブレイクスルー

写真にある深緑色の葉は去年からあるオリーブの葉で、明るい黄緑色した葉は、ここ数週間で爆発的な成長を遂げているオリーブの新芽です。

 

このオリーブの木も冬の時期は新しい芽を出すことはなく、ずっと同じ状態のままでした。 でも冬の時期から見えない部分で根をしっかり張らせたり、春に新しい芽を成らせる準備をしっかりとしていたのでしょうね。

 

と、オリーブの木の成長ぶりを書きましたが、今日は患者さんの症状のブレイクスルーの話。

 

左足の坐骨神経痛で当院に来られた60代女性のKさん。 施術の効果は最初からてきめんに出て、数日おきに来て頂いていた状態から、1週間間隔に来ていただいても大丈夫な程に痛みは軽減。 そしてさらに施術間隔を空けて10日おきに来ていただくようになった。

 

が、10日経ってから来ていただいて、症状の確認をすると、 「3日ほど前から、また痛みが出始めました。」 「良い状態が続いたんですけど、昨日からまた痛みが出ました。」 と、なかなか10日という壁を越えられずに、10日間隔の施術を4回繰り返す状態が続きました。

 

施術後の反応は悪くない、でも10日ほどで痛みがまた出てしまう。 施術の方向性は決して間違っていないという自信があったので、Kさんには「今が踏ん張りどころだと思います。Kさんの自然治癒力が勝るか、悪い状態の腰椎が症状を引き戻すか、今は綱引きをしている状態ですから、この状態を乗り切れるかどうかだと思います。」 とKさんには伝えていました。

 

そして2週間空けて本日の施術。 「先生!あれから痛みが出ていないです!!」 とKさんから嬉しい声が飛び出てきました。

 

「ブレイクスルーが来ましたね!これから更に症状は改善されると思いますよ!」 と私もKさんに声をかけました。

 

施術をしていると、ある時に壁にぶち当たったように症状に変化が見られない時がありますが、ここは施術家としても患者さんとしても忍耐のしどころだと思います。 施術家も患者さんもどこまで施術を続けるか見極めが非常に大切なところだとは思いますが、それよりも大前提として、施術家も患者さんも「絶対に症状を改善させたい!」と強く願う心が症状改善につながっていくとしみじみ感じました。

 

「冬場の寒さを乗り越えて、春に新しい芽をならせるオリーブの木に似ているな。」 Kさんのブレイクスルーを目の当たりにして、ふとそんな風に思いました。

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