五十肩で来院のKさん50代女性。 本日8回目の施術でした。
来院された当初は、右腕を背中に回すことも出来ず、右肩を水平以上の高さに挙げることもできませんでした。
それが1回目の施術を終えて2回目の施術時には、右腕が背中に回せるようになり、本当に1回1回の積み重ねですが、確実に右肩の可動範囲が広がり、水平以上に上げられなかった右肩も+40度の高さまで挙げられるようになりました。
本日は8回目の施術ですが、肩の柔らかさも可動範囲も初回と比べると雲泥の差です。 肩周りの筋肉の凝りも無くなり、かなり筋肉自体も柔らかくなってきました。
そしてKさんご本人のお言葉。
「もっと早く来れば良かったわ。」
施術家として改善効果を実感して頂けるのは、非常に大きな喜びです。
Kさんの回復させたいと願う想いと、私の回復させたいと願う想い。
お互いに目指す方向が一致している限り、更に改善効果は加速していくことでしょう。
ゴールもそろそろ見えてきた8回目の施術。 これからも二人三脚でゴールテープを目指しましょう
30代男性のYさん。
長年、首と肩のこりに悩まされてきて、自分でも身体の歪みを実感しているとのこと。
今までいくつかの整体院に通ったらしいのですが、あまり満足のいく効果を実感できなかったということです。
そんなYさん。本日で5回目の施術です。
Yさんの根本的な原因は、骨盤の関節(仙腸関節)の緩みで、脊柱もやや側湾がかかっていて、肩甲骨の高さも左右で違っている状態でした。
ですが、当院で同じ症状の方は何人も施術してきたので、数回の施術で効果を実感して頂けるのではないかと思っておりました
最初は、数日間は調子が良くても3日目を過ぎると自分でバランスが崩れてくるのを感じていたらしいのですが、今は施術感覚を2週間空けておりますが、
「首肩のコリもだいぶ取れてきて、姿勢も自分でまっすぐになってきてという実感がありますいやぁ、自分で効果を実感できるっていいですねぇ~」
とのお言葉を頂きました
Yさんの回復のペースでしたら、徐々に徐々にバランスが改善されて、肩こりになりにくい身体に変化していくことと確信しています
そんなYさんとの施術時の会話は、お互い30代の男性と言うことで、もっぱらワールドカップの話しになったりしています。そんなYさんからの一言。
「タコの予想によるとスペインが優勝らしいですよ」
ドイツの勝敗全成績を当てたというタコのパウルくん。
今、もっとも世界で影響力を持っているタコでしょう。
しかし、スペインを選んでいる理由は、赤と黄色の国旗に反応してスペインを選んでいる可能性が高いということ。。。
そんなタコに一喜一憂できるっていうのも、ある意味幸せなことなのかもしれないですね
今日は金曜日。
土日休日の方は今日を乗り切れば、明日から休日ですね
最近多いというか、以前からも多かったのですが、、、
お勤めをされている当院の患者さんの約8割は、立ち仕事の方でなく、
「デスクワーク」をされている方の来院が非常に多いです。
デスクワークをされている方の症状は、頭痛に肩こりに腰痛などと多岐にわたります。
立ち仕事の方よりも座り仕事の方のほうが圧倒的に多いというのには当然訳があります。
それは、立っている状態と比べて、
「座っている状態のほうが腰(腰椎)に1.4倍の負担がかかるからです」
※文献:Nachemson A :The lumbar spain.An orthopaedic challenge.Spain 1:59-71,1976
これはナッケムソンという方の実験によって調べられましたが、1.立位(直立)2.立位(前屈み)3.座位(直立)4.座位(前屈み)と4つの姿勢で、腰椎の椎間板にかかる内圧を測定した実験ですが、
1.立位(直立)の測定値を1として
2.立位(前屈み): 1.5倍~1.6倍
3.座位(直立): 1.4倍~1.5倍
4.座位(前屈み): 1.6倍~1.9倍
と、座位(前屈み)の状態だと、立位(直立)時と比べて、2倍近くの負担が腰椎にかかることになります
当然、長時間のデスクワークをされている方は、疲れてきて背中が丸まって前屈みの姿勢になってくると、余計に腰が痛くなってくるわけです
なぜ、立っている状態より、座っている状態の時に負担がかかるかと言うと、立っている時のほうが、股関節や膝関節など各関節に重心が分散されるからであって、座っているとダイレクトに骨盤や腰に負担がかかります。
そして直立時に比べて、前屈みの状態の時に負担がかかるというのは、腰の骨のクッション機能を果たすための脊柱のS字カーブが無くなって、そのぶん椎間板に負担が加わりやすいということです。
ここで、ワンポイントアドバイス
長時間のデスクワークの方は、タオルをクルクルと丸めて、骨盤の上の腰の間と椅子の間に丸めたタオルを挟んでみて下さい
これをしておくと姿勢が矯正されて、前屈みの状態になりづらくなります。
そして、お仕事に集中してしまっている時でも、1時間に1回は立って腰を回したり、前後屈をしたりして、軽く筋肉のストレッチを行ってください。
これだけでも肩こり腰痛の予防になります。
そして、もし注意や予防をしても、肩こりや腰痛が酷い場合は当院にご相談ください
皆さまのお仕事の負担が少しでも軽減されるように応援しています