今回のブログは 千葉県 市川市の川島カイロプラクティック 川島和美先生の記事を引用しています。
どうやら私最近、テレビの音が聞こえないようです。 テレビを見ていると子供と音量対決が必ずあります。 「あー、うるさい。」と言って音量を下げる子供 「食べたり会話したりすると、テレビの人がしゃべってるのはわかるけど、何て言ってるのか全然わかんないよ。 2つ位音量を上げて(+o+) 」と夫と私。
昔実家でもおんなじことをしたなー・・・。歴史は繰り返すんですね。
「聞こえる」のが耳の働きなのは皆さんご存知の通りですね。 聞くことはなぜ重要なのでしょう? それは私たち人間がコミュニケーションの手段として言葉を使うからです。 『話を聞いてそれに答える』 このやり取りがないと会話は成り立ちません。
日常的に音が聞こえるのが当たり前のようですが、耳はとても高性能な器官です。 角度が1度でも変わればその差を聞き分けるといわれています。 まずは音の伝わり方を見ていきましょう。
~耳-外耳道-鼓膜まで(外耳)~ 耳の複雑な形で様々な角度からの音を集めます。 音は外耳道というトンネルで音を反響させ鼓膜で集音します。
~鼓膜-耳小骨(ツチ-キヌタ-アブミ骨)(中耳)~ 鼓膜から耳小骨(それぞれ5㎜前後の小ささ!!)に音が伝えられます。 ここで音が20倍以上に増幅されます。
~耳小骨-蝸牛(音を受け取る器官)(内耳)~ 音は蝸牛というカタツムリの形をしたリンパで満たされた管を通る間に音の高低や強さを感じ分けます。 ここで神経が興奮し音が伝えられます。
ここまでは「音を聞く」だけです。 この後大脳の横の部分(側頭葉という部分)で、この音はなんだったのか、知ってる人の話し声か、音楽なのか、自分に関係するのかしないのかなどなどを判別していきます。 この大脳の働きがなければ音が聞こえてもそれが何かがわからなくなってしまいます。 聞こえることのゴールは大脳なんですね。
さて人間は20Hz~20000Hz(20キロヘルツと読みます)の音を聞き分けるそうです。 ところが年齢とともに高い音は聞き取れなくなってきます。 30代で17000Hz(17キロヘルツ)程度になるとか。
文頭で子供と大人では音の聞こえ方が違う話をしましたが、その続きです。 先日千葉駅すぐそばにある千葉市科学館にて、音の高低を聞き分けるゲームを体験してきました。 結果は→ 子供(10代)→18000Hz 20000Hzは何度試しても聞き取れませんでした。 夫、私(40代)→14000Hz そ、そんなに違うのー!??(@_@;)
皆さん、自分がどれくらい聞き取れるか試してみませんか? 気軽に楽しめるモスキート音(高音域)にチャレンジ 下記「げんぶう斎」さんのブログから拝借しました。 http://genbusai.blog6.fc2.com/blog-entry-56.html
どうです?高い音も聞き取れましたでしょうか(笑)
科学館や、このサイトを体験して子供は 「じゃあ、これを合図にしたら子供同士のテレパシーができるね!!」 ・・・でしょうね。 大人は全く分からない合図になるに違いありません。 ※実際、周波数帯の違いを利用した商品などは出ています。
年齢によって聞こえも変わりますが、体調にも左右されるものです。 無理のある生活などは避けて、年をとっても音楽を楽しんだり、会話をしたりしたいですね。
今回のブログは、志木クラニオ・カイロプラクティック整体院 勝畑 学先生
の記事を引用しています。
私の記事では痛みについて追いかけてきましたが、今回は少々趣向を変えて、脳内に影響を及ぼす 分泌物、ある種の脳内麻薬について考察していきたいと思います。
喜んだり、怒ったり、悲しんだり、落ち込んで沈んでしまったり、異常にテンションが高かったり・・・etc
我々の精神状態は様々なアップダウンに見舞われます。このような時、脳内では天然のある種の麻薬?が 分泌されて精神的、心理的に大きな影響が与えられます。
この脳内麻薬を正式名称で言うと“神経伝達物質”になります。脳の神経細胞が作り出す化学物質で約50種類 以上が確認されています。
ただ、この中で、働きや役割が確認されているのは20種類程度しかありません。そして、この脳内麻薬は 大きく二つの役割が確認されています。つまり神経細胞を『興奮させるもの』と『抑制するもの』です。
興奮作用のある神経伝達物質の代表格はノルアドレナリンとドーパミンです。
ノルアドレナリンには気分を高揚させて、活動的にする働きがあり、いわゆる“やる気”を奮い立たせます。 恐怖や驚きを感じた時などもノルアドレナリンが分泌され、戦うか、逃げるかの態勢が準備されます。 ちなみにですが、アドレナリン、ノルアドレナリンの発見は日本人によって行われたそうです。
ドーパミンは、脳を覚醒させたり、神経を興奮させたり、集中力を高めたり、快感や陶酔感、多幸感、ハイな 感じなどを与えたり等々、精神活動や体の動きを活発にさせ、ハイテンションにして快感を生じさせる働きが あります。
ちなみにこのドーパミンの分泌が不足するとうつ病症状を呈したり、パーキンソン病特有な振戦(ふるえ)や 筋固縮などの症状が現われるといわれます。
逆にドーパミンが過剰になると、幻覚や幻聴、妄想などの症状が現われたり、統合失調症(精神分裂病)、 不安障害などに似た症状が出てくる事があります。
抑制作用のある神経伝達物質の代表格は『ギャバ』と『セロトニン』です。
ギャバには、気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」があります。脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、 ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きをしています。ドーパミンなど興奮系物質の過剰分泌を抑え、 不安を解消し、リラックス状態をもたらす作用があります。
ギャバは動物や植物の内にある天然のアミノ酸なので、日頃わたしたちが口にするさまざまな食べ物に含まれています。
よく知られているのは発芽玄米で、100g中に10mgのギャバが含まれています。これは実に白米に含まれるギャバの 約10倍にあたる量です。このほかにも、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの 野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、ギャバが多く含まれています。
最近では、キムチからギャバを効率よく生産できる乳酸菌が発見されました。 それを利用して、チョコレートや飴、コーヒーや醤油など、ギャバを添加した多くの食品が開発、販売されるように なってきています。
セロトニンもギャバ同様、ノルアドレナリンやドーパミン等による過剰な精神活動を抑え、精神を安定させる リッラクス作用があります。セロトニンは別名『幸せホルモン』とも呼ばれ、最近わかってきたことなのですが、 どうも腸から分泌されているようなのです(腸内麻薬???)。つまり腸が温められるとセレトニン分泌の指示が 脳へ行き、その結果、幸福を感じられる、という仕組みになります。 極端なことを言えば腸を温めるためにカレーを食べる、ということが幸福につながる、ということでしょうか(笑)
普段の生活における、環境や大小様々なストレスが脳内物質の分泌に微妙に関わっている、ということがおわかり いただけたとことと思います。
さて以下に各脳内麻薬(神経伝達物質)の種類と役割をまとめておきたいと思います。
●ドーパミン :行動を起こす時の動機付けや、快感・喜びの感覚を引き起こす。
●βエンドルフィン :脳内麻薬とも呼ばれ、多幸感や快感、強い鎮静作用がある。
●ノルアドレナリン :不安や恐怖を引き起こしたり、記憶、集中、覚醒に関与する。
●アセチルコリン :神経を興奮させる作用があり、記憶、学習、レム睡眠に関係している。
●セロトニン :ドーパミンやノルアドレナリンの働きをコントロールし、精神を安定させる。
●ギャバ :神経の働きを鎮静化し、不安や緊張、痙攣をしずめる。
【脳内麻薬(神経伝達物質)の役割分担】
8月14日(木)~8月17日(日)まで夏休みを頂きます。
8月18日(月)より通常営業いたします。
本日、13日(水)は通常営業しております。
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