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薬とどう違う?サプリメントを飲み始める前に知っておきたいこととは?

今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。

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たくさんのメーカーから発表されているサプリメントには、ビタミン系や鉄分、カルシウムなど、その種類も様々ありますね。

 

しかし、こんなに種類があると、自分が何を飲んだらいいのかわからなくなったり、薬とはどう違うの?など、意外と知らないことが多くて手が出せずにいるという方も多いと思います。

 

そこで今回は、サプリメントをもっと身近に感じてもらえるように摂取に関してのいくつかの疑問と効率のいい摂取方法について書かせていただきます。

 

◆サプリメントと薬はどう違うのか?

 

サプリメントは錠剤やカプセルなど、医薬品とよく似た形状のものが多く、薬と混同してしまう方が多いようです。

 

しかし、実際は全く異なるものなんです。

 

医薬品は病気の治療を目的とし、人体に存在しない様々な物質を体内に送りこむものですが、サプリメントは栄養素を体内に送り込むのが目的です。

 

◆サプリメントはどのタイミングで飲むのがいいのでしょうか?

 

薬と違って1日何回という決まりがあるわけではありませんが、せっかくの栄養素を効率よく飲むためのポイントがあります。

 

それは、胃の活動が活発になっている食後。
1日分を一度に飲むよりはこまめに摂った方が吸収にも良いので「1日3回 毎食後」がベストでしょう。

 

◆なぜサプリメントを飲んだほうがいいのでしょうか?

 

比較的豊かな食生活を送っている日本では、栄養素の不足とは無縁だと思っている方が多いかも知れませんが、それは間違いです。

 

実はどんなに豊かな生活をしていてもバランスの良く食事をするのはなかなか困難。

 

ですから、その不足している分の栄養素をサプリで補ってあげるのが良い活用方法です。

 

◆一番最初に選ぶべきサプリメントは?

 

これはみなさん購入前に悩むことだと思います。

 

そこでサプリ初心者7さんにおすすめなのが、「マルチビタミン」や「マルチミネラル」などのビタミンやミネラルがバランスよく含まれるもの栄養素は単独でとっても働かないと言われているのでこちらから始め、除々増やしていくことがおすすめです。

 

◆どこのメーカーのものを選んだらいいの?

 

たくさんあるサプリメント、何を選んだらいいかわからない時はラベルの成分表示を確かめてみましょう。

 

内容成分や含有量などを比較したり、注意事項なども合わせて読むと更にいいです。

 

「サプリメントの効率的な摂取方法」

 

出来ればサプリメントは組み合わせて飲んだほうが有効です 。

 

サプリメントの栄養素は単独では働かないとも言われています。

 

例えば、ビタミンBを単独で摂るよりも、ビタミンB群を摂取することで美肌効果や疲労回復が得られたり、鉄はビタミンCと一緒に摂ることで酸素不足を補うことが出来る、というわけです。

 

また、サプリメントは”効率良く栄養を取れる” といったメリットがある半面、良質なナチュラルフードの”代替え”といった側面もあります。

 

特に、「ビタミンC」や「カルシウム」など、単独に栄養しか含まないサプリメントは、ビタミンやミネラル、食物繊維などによる、体内で起こる栄養素の相乗効果を期待出来なくなります。

 

なので、サプリメントは摂取と同時に、バランスの取れた毎日の栄養の補給を、出来るだけナチュラルフードでも摂取していくことが、よりサプリメントによる栄養の摂取を効率的にしていくことが出来るでしょう。

 

サプリメントはきちんと用法を守って飲んだら、健康にもいいし美容にも良いし、特に女性にが強い味方です。

 

ぜひ、試してみてはいかがですか?

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医学の歴史~中世【近代外科学の父パレ】

今回は、NPO法人トータルヘルスサポーターズのブログリレー担当として、医学の歴史を書きます。

 

前回に続き、医学史の偉人から医学の歴史を紐解いていきます。 今回は、中世ヨーロッパの『近代外科学の父』と呼ばれたアンブロワズ・パレから医学の歴史を紐解きます。   アンブロワズ・パレはB.C1510~B.C1590に活躍したフランスの人で、身分の低かった「理髪外科医」から身を起こし、やがてヨーロッパ最高の医師となった外科医です。

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カトリック教会が支配していた中世ヨーロッパでは、「教会は血を忌む」との教えから、外科は「汚らわしい野蛮な行為」と認識されていたため、大学で正式な医学教育を受けた医師たちは、自らメスを持つことなどなく、教養のない理髪師たちを指図して外科処置を行なわせていました。

 

当時の外科治療とは、ヒゲを剃ったり髪を切ったりする行為の延長にあるものという認識で、彼らを「理髪外科医」と呼んでいました。 ちなみに、「赤、青、白」のくるくる回る床屋のサインポールは、理髪師が外科医をかねていた名残(赤は動脈、青は静脈、白は包帯)といわれています。※本当の由来は定かではありません。

 

実際、当時の外科治療といえば、せいぜい体表の膿瘍の切開程度のもので、その他は「瀉血」「焼灼」「吸い玉」など、医学的信憑性の薄いものでした。 中世ヨーロッパはフランスとイタリアで覇権戦争が盛んだったことにより、火薬技術が発展し、戦争の銃創が化膿するのは、火薬の毒に汚染されているためと考えられていました。

 

また今でこそ、痛々しく信じがたい治療法ですが、当時は火薬の毒を消し去るためということで、傷口を煮えたぎった油で消毒したり、焼きゴテで焼いて消毒したりという処置を行なっていたために、怪我人は治るどころがますます重篤な事態に陥っていました。

 

そこで軍医として配属されたパレは、運ばれてきた戦傷者に対して、煮えたぎった油を染み込ませた布での痛々しい消毒の代わりに、卵黄と油を混ぜて冷やした軟膏をつくり、その軟膏を塗ってやさしく包帯で包むという方法を試しました。 この方法の方が戦傷者の苦痛が和らぐと思ったからです。

 

その次の日、驚くべきことに戦傷者は今までの治療では考えられない回復を見せていました。これが軟膏の始まり、外科学のルネッサンスが始まった瞬間です。

「我、包帯し、神、これを癒したもう」

これはパレの残した有名な言葉です。

 

こうして戦場で名声を高めたパレは、その後の従軍でさらに画期的な手術法を開発しました。 当時は、四肢の切断などの重篤な戦傷者に対して、出血を確実に止める方法がなかったため、焼きゴテで切断端を焼くという方法が採られていましたが、これは耐え難い苦痛を与え、しかも火傷による重篤な副障害をもたらしていました。

パレは、「血管の断端を糸でくくれば確実な止血ができる。」と考え、これにより「血管結紮法」が誕生しました。 今でこそ常識的なことですが、当時は非常に画期的な発見でした。

 

こうして、戦場で数々の奇跡を起こしたパレは、やがて国王アンリ2世の外科侍医という名誉ある職に任命され、気管切開やヘルニア、口蓋裂などの手術法、義手や義足の開発など数々の業績を残し、その後4代にわたるフランス国王の侍医をつとめ、1562年、国王シャルル9世の筆頭外科医の職に任命され、ついにフランス最高の医師に認められました。

 

このように残酷と思える治療法から近代的な治療法を確立した「優しい外科医パレ」には、こんな逸話も残されています。 病床にあった国王シャルル9世との会話の中で、シャルル9世に「哀れな患者よりもっと良い手当をしてくれ」と言われ、パレは「それはできません。すべての病み人に国王と同じ手当をしているからです」と答えたと云われています。

 

アンブロワズ・パレは、迷信から外科学を解放し、実験医学の基礎を確立した偉大な医学者であり、当時低い立場にあった理髪外科医の社会的地位を高めた医学界の改革者であり、患者一人一人に対して愛をもって人を癒すことを実践した信仰心の篤い優しい外科医でした。 彼が近代外科学の父と呼ばれ、今も世界中で語り継がれているのは、画期的な外科治療法の発見だけでなく、このような高い人格性によるのでしょうね!

 

今回は、【近代外科学の父パレ】から医学史を学びました。

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最近は産湯を使わない

今回のブログは  たかQカイロプラクティックセンター 高久和巳先生の記事を引用しています。

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医療ドラマなどで出産直後の赤ちゃんを産湯につけるため、「生まれた~スグにお湯をたくさん用意して!」といった場面や漫画などでは産湯につけてる場面をよく見ているためか、出産した赤ちゃんは産湯にすぐにつけないといけないような刷り込みがされているのではないでしょうか!?

産湯の目的は生まれたての赤ちゃんは、お母さんのお腹にいたときに羊水内で皮膚に胎脂(たいし)が付いてたり、出産の過程で血液などが付いているため、これらを洗い落として清めるのが目的のようです。

以前では特に感染症予防という目的があったため、感染症予防薬を産湯にいれているときもあったようです。

あと、ドラマである「ありったけのお湯」は赤ちゃんの体を洗うためだけでなく母体や機材の汚れを洗い流すための目的もあるようです。

産湯を使わないほうがいい

出産してスグに産湯を使うと、実は赤ちゃんに様々なマイナスの要因を与えることになるからです。

1、赤ちゃんを温めることで、エネルギー消費を高めてしまう(体力保存)

2、皮膚を擦ることで皮膚表面を傷めてしまう危険性がある(細菌感染予防)

3、皮膚の保護に重要な胎脂を洗い流してしまう(免疫抗体保存)

4、沐浴後には全身が濡れており、低体温となる危険性がある

特に重要なのは胎脂を洗い流してしまうことです。

<胎脂の成分は>
10%が脂質(分岐脂肪酸コレステロールエステル)
10%が蛋白質
80%が水分

胎脂は白っぽいクリームのような脂肪分で、生まれたての赤ちゃんには胎脂が身体はもちろん頭や顔にもべったり付いて、赤ちゃんの肌が痛まないためのバリア的な役割をしてます。

胎脂も時間経過とともに減ってくると、外気など様々な刺激によって肌のトラブルが生じやすくなってきます。
肌トラブルは先天的要因もありますが、少なくても胎脂によって生まれたての赤ちゃんの肌トラブルをある程度防ぐことが出来るといわれています。

アメリカなどでは出生後に産湯を使わず、血液等の汚れを取るだけのドライテクニックが主流で、出生後はなるべく赤ちゃんに手をかけず、自然な状態に保つこと目的としています。

ドライテクニックにしても特に新生児の感染症の発症率が上昇したとの証拠もないそうです。

逆にむしろ、ドライテクニックにして他の要因も含め、発症率が低下してるそうで、産湯を使わないことのほうが赤ちゃんにとって様々な利点があることが解明されてきました。

そのため最近の日本の多くの出産される病院でも産湯を使わないドライテクニックを取り入れているところが増えているそうです。

これから出産をされる予定の方は、担当されるお医者さんに聞いてみることをお勧めします。

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