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今日はシトシトと雨
おそらく本日中に『梅雨入り』の発表があることと推測しております。
毎年そうですが、季節の変わり目の時期は、体調を崩される方が非常に多いです
特にこの『梅雨』の時期も然りです。
雨雲が近づいてくると頭痛が出てくる人も多いことでしょう。
しかし皆さん。気圧が低くなると体調が優れなくなる理由って考えたことありませんか
ここで今日も健康雑学
今日は、「気圧が低くなると調子が悪くなるのは何故か?」
ということを書こうと思います。
私は職業柄、健康に関する書籍を多く読みます。
特に免疫学の書籍というのは、健康に関する書籍の中でも非常に高い比重を占めています。
なぜなら、 「人間本来が持つ自然治癒力(免疫力)を高める。」
というのが、カイロプラクティックの基本概念だからです。
雨が降るということは、気圧が低いということです。
気圧が低いということは、酸素量も少なくなるということです。
酸素が多いと働く自律神経が『交感神経』という、やる気と緊張をもたらす神経です。
逆に酸素が少ないと働く自律神経は『副交感神経』という、気だるさとリラックスをもたらす神経です。
自律神経は、交感神経も副交感神経もどちらも大切な働きを持っているので、どちらか一方が悪いわけでもないのですが、体調を崩す大半のケースが、
『交感神経の働きから副交感神経の働きに切り替わる変わり目』
この変わり目に体調を崩すケースが殆どです。
これは何故かと言うと、副交感神経は身体をリラックスさせる神経ですから、交感神経の働きで緊張が続き疲れた身体を休めるために治癒反応として、痛みやこりなどの不快症状も出やすくなります。
また血流も急に良くなるので、血管拡張性頭痛も起こりやすくなります。
皆さまも、残業続きの仕事からゴールデンウィークや夏季休暇などの長期休暇に入った途端に、疲れがどっと噴出して、逆に体調が悪くなるって経験ありませんか?
気圧と体調の因果関係はこんな理由だったりするのです。
また、今年も梅雨の時期が到来です。
季節の変わり目は体調の変わり目でもあります。
なので、体調がすぐれない方。自律神経のバランスが悪い方は早めのケアをお勧めいたします。
メンテナンスをしっかりと行って、今年の梅雨も気持ち良く乗り切りましょう
私も、皆さまが気持ち良く梅雨を乗り切れるようにサポートをさせて頂きます
今日は金曜日。
土日休日の方は今日を乗り切れば、明日から休日ですね
最近多いというか、以前からも多かったのですが、、、
お勤めをされている当院の患者さんの約8割は、立ち仕事の方でなく、
「デスクワーク」をされている方の来院が非常に多いです。
デスクワークをされている方の症状は、頭痛に肩こりに腰痛などと多岐にわたります。
立ち仕事の方よりも座り仕事の方のほうが圧倒的に多いというのには当然訳があります。
それは、立っている状態と比べて、
「座っている状態のほうが腰(腰椎)に1.4倍の負担がかかるからです」
※文献:Nachemson A :The lumbar spain.An orthopaedic challenge.Spain 1:59-71,1976
これはナッケムソンという方の実験によって調べられましたが、1.立位(直立)2.立位(前屈み)3.座位(直立)4.座位(前屈み)と4つの姿勢で、腰椎の椎間板にかかる内圧を測定した実験ですが、
1.立位(直立)の測定値を1として
2.立位(前屈み): 1.5倍~1.6倍
3.座位(直立): 1.4倍~1.5倍
4.座位(前屈み): 1.6倍~1.9倍
と、座位(前屈み)の状態だと、立位(直立)時と比べて、2倍近くの負担が腰椎にかかることになります
当然、長時間のデスクワークをされている方は、疲れてきて背中が丸まって前屈みの姿勢になってくると、余計に腰が痛くなってくるわけです
なぜ、立っている状態より、座っている状態の時に負担がかかるかと言うと、立っている時のほうが、股関節や膝関節など各関節に重心が分散されるからであって、座っているとダイレクトに骨盤や腰に負担がかかります。
そして直立時に比べて、前屈みの状態の時に負担がかかるというのは、腰の骨のクッション機能を果たすための脊柱のS字カーブが無くなって、そのぶん椎間板に負担が加わりやすいということです。
ここで、ワンポイントアドバイス
長時間のデスクワークの方は、タオルをクルクルと丸めて、骨盤の上の腰の間と椅子の間に丸めたタオルを挟んでみて下さい
これをしておくと姿勢が矯正されて、前屈みの状態になりづらくなります。
そして、お仕事に集中してしまっている時でも、1時間に1回は立って腰を回したり、前後屈をしたりして、軽く筋肉のストレッチを行ってください。
これだけでも肩こり腰痛の予防になります。
そして、もし注意や予防をしても、肩こりや腰痛が酷い場合は当院にご相談ください
皆さまのお仕事の負担が少しでも軽減されるように応援しています
白井市にお住まいのSさん。20代女性。
4月から当院に通われています。
Sさんはイタリアンのシェフをしていたのもあって、バネ指が2年間続いていたそうです。
整形外科さんに2年間通われていたそうですが、一向に回復しなかった為、インターネットで当院を見つけ、連絡をしてきたということです。
当初、私自身「2年間続いたバネ指が回復すると、私もハッキリと申し上げることはできないです。」と返答したのですが、「肩こりも酷いので、よろしくお願いいたします」ということで、私も引き受けました。
バネ指は指の腱を酷使した為に起きる症状であり、指を使わずに安静にする期間が必要なわけですが、ちょうどSさんも3月に勤めていたレストランを退職し、次の就職までは休息の期間があるということで、
「じゃあ、この機会に出来る限り身体の調子を整えてしまいましょう」
ということで、施術を始めました。
しかし、2年間続いたバネ指。
案の定、そうそう変化のない日々が続きました。
ですが、「今できる最大限のことをやり続けるしかない」
ということで、私もSさんも根気強く、指関節の可動を調整し、キネシオテーピングを施して、ということを毎回続けてきました。
そして、昨日の施術が7回目遂にSさんの口から、
「指の方もやっと痛みも減って、動くようになってきました肩こりも取れてきて調子がいいです」
という声が帰ってきました
そしてSさんは、就職活動も開始
栄養士の資格も持ち、キャリアも十分で、容姿端麗のSさんなら、間違いなく就職活動も成功することだと信じています
あきらめずに根気強く続ける大切を、今回、改めて実感しました。
やっと光が見えてきたバネ指。
これからは2週間に一度の施術で様子を見ながら、就職後の経過を観察しながら、施術をしていく予定です。
Sさんの回復と新しいチャレンジをこれからも引き続きサポートしていきたいと思います