TE16 天牖(てんゆう)【手の少陽三焦経】
部位
乳様突起の後下方で、胸鎖乳突筋の後方に取る。
解剖
胸鎖乳突筋、頭板状筋、〈筋枝〉副神経、頸神経叢の枝、脊髄神経後枝、〈皮枝〉小後頭神経、[血管]浅頸動脈
臨床
斜頸、項強(うなじのこわばり)、偏頭痛など
TE15 天髎(てんりょう)【手の少陽三焦経】
部位
肩甲骨上角の上方で、上肢を下垂したとき肩井(胆経)と曲垣(小腸経)との中間に取る。
解剖
僧帽筋、〈筋枝〉副神経、頸神経叢の枝、〈皮枝〉鎖骨上神経、[血管]頸横動脈浅枝
臨床
肩こり、上肢の神経痛やリウマチ、偏頭痛、中風、高血圧など
TE14 肩髎(けんりょう)【手の少陽三焦経】
部位
肘を曲げ上腕を外転させた際、肩峰の前後に現れる陥凹部の、後方陥凹部に取る。
解剖
三角筋、〈筋枝〉腋窩神経、〈皮枝〉鎖骨上神経、[血管]後上腕回旋動脈
臨床
肩関節炎およびリウマチ、上肢の神経痛、中風(脳卒中後遺症)、半身不随など