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整体日記

月別アーカイブ: 2017年1月

自分にピッタリの乳酸菌で健康な体を作りましょう

今回のブログは 世田谷カイロプラクティック・整体院 立花 健仁先生の記事を引用しています。

柏市 整体
すでにノロウイルスが流行しているようですが、年末年始は寒波もやって来るようなので、新年からはインフルエンザの流行も心配ですね。
そして、1月の中頃からは花粉症の原因となるハンノキの花粉が飛び始めます。2月~4月にかけてはスギやヒノキの花粉が飛散しますので、花粉症の人にとっては辛いシーズが始まります。
 
インフルエンザなどの感染症予防や花粉症対策として有効なのは腸内環境を良い状態に保つことです。腸内環境が良ければ免疫力がアップしますし、アレルギー反応も起こりにくくなります。
その為に有効な食品として思いつくのは乳酸菌だと思います。しかし乳酸菌には沢山の種類がありますので、どの乳酸菌が自分に合っているのかが分らなくて、困っている方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、乳酸菌の種類や効果の違いについてまとめてみましたので、目的に合った乳酸菌選びの参考にして下さい。
乳酸菌には沢山の種類がありますが、今回は一般的なスーパー等で簡単に手に入れるこができる代表的は5種類についてご説明してみます。
 

【明治ブルガリアヨーグルト(明治乳業)】
便秘の改善、免疫力のアップ、アトピー性皮膚炎や花粉症の改善など幅広い効果が期待出来るそうです。
日本で一番歴史のあるヨーグルトで「LB81乳酸菌」が使われています。LB81乳酸菌は、腸の防御機能であるバリア機能を高める効果があります。
腸のバリア機能がアップすることで上記の効果が期待できるそうです。
 

【明治R-1のむヨーグルト(明治乳業)】
免疫力のアップに効果があるそうです。特にインフルエンザの予防に効果があると言われており、TVの番組で取り上げられて人気になり一時品薄になったこともあります。
 

【明治プロビオヨーグルトLG21(明治乳業)】
主に胃の中で働き、ピロリ菌を抑える効果が期待出来るそうです。
ピロリ菌は「胃炎、潰瘍、胃がん」の原因になると考えられていますので、
ピロリ菌を抑制することで、これらの症状の予防効果が期待出来るそうです。
 
【ガセリ菌SP株ヨーグルト(雪印メグミルク)】
内臓脂肪の低減効果が期待出来るそうです。
ガセリ菌SP株は胃酸など消化液の影響を受けにくく、生きたまま腸まで届く乳酸菌だそうです。さらにガセリ菌SP株は腸内に長く留まる特徴が確認されており、便秘の予防や免疫力の向上にも効果が期待出来るそうです。

 
【カルピス乳酸菌L-92株(カルピス)】
花粉症や各種アレルギーの抑制に効果が期待出来るそうです。
乳酸菌L-92株にはリンパ球の「Th1」と「Th2」のバランスを良くする効果があり、このバランスが良くなることで各種アレルギー症状を緩和することが出来るそうです。
 
以上、代表的な5種類について極簡単に説明してみましたが、ヨーグルトには他にも沢山の種類があり、それぞれ効果が違います。
是非自分にピッタリのヨーグルトを見つけて頂いて、新しい1年を健康な体で過ごす一助として頂ければと思います。

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柏で一番わかりやすい東洋医学《第4回》・・・『たべもの(水穀の精微)から化成した赤い液体(血)』

柏市 東洋医学『柏で一番わかりやすい東洋医学シリーズ』の第4回。

 

前回までは、東洋医学において生命活動を維持する物質である『気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)』の気について解説しました。

 

第4回は、たべもの(水穀の精微)から化成した赤い液体である『血(けつ)』の生理作用について解説します。

 

東洋医学的にとらえた血(けつ)と普段わたしたちが理解している現代医学的な血液は、似ている部分もあれば、違っている部分もあります。

前回も解説しましたが、東洋医学は古代の人が自然や人体を注意深く観察してきた合理的な経験医学で、非常に優れたメタファー(隠喩、暗喩)ですので、あくまでメタファーという前提を頭に入れて、イメージしていくと非常にわかりやすいと思います。

 

今回は、東洋医学における血(けつ)のもつ2つの生理的な作用について解説します。

 

滋養作用

筋肉や骨格の成長させる。髪に栄養と潤いを与える。目や耳や内臓などの器官をスムーズに動かす。
など、全身の細胞や器官に栄養を送り正常に機能させる作用。

 

寧静作用

精神的に落ち着かせる作用。

血が十分あり循環していると、意識が明瞭になり精神が安定する。

反対に悩みやストレスなどを抱えていると、血が過剰に消費され、血の不足や機能低下などを生じる。

 

以上、この2つの作用が血のもつ生理的な作用です。

この2つは私たちが普段イメージしている血液の作用と殆ど一緒なのではないでしょうか?

血液は、全身の細胞に栄養を送っていますし、ストレスや悩みを抱えると副腎皮質からコルチゾールが分泌されて、血糖値を上昇させますし、この状態がつづくと、不眠症やうつ病になったり精神にも影響してきます。

 

古代の人は、現代の精密的な解剖学や生理学を理解していませんでしたが、臨床的な観察を繰り返すことで、当時から、血液が全身に栄養を送って各器官の機能を正常に保つ作用があったことや、血液と精神が互いに影響を与えあっていたことを十分に理解していたんですね~。

現代のように非常に優れた精密医療検査機器が無い時代に、ここまでしっかりと人体を観察する姿勢は現代の私たちも見習わないといけないと実感します!

 

次回は、血の生成と循環作用について解説します。

これは現代医学的にとらえてしまうとかえってわかりづらくなってしまうと思いますので、先程書いたようにメタファー(暗喩)として、イメージすると腑に落ちやすいんじゃないかと思います。

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柏で一番わかりやすい東洋医学《第3回》・・・『気がもつ生理的な5つの作用』

柏市 東洋医学

『柏で一番わかりやすい東洋医学シリーズ』の第3回。

 

前回は、腎(丹田・・・おへその下)から発生する原気(元気、げんき)、胸の中央部で活動する宗気(そうき)、血脈(血管内)で活動する営気(えいき)、体表近くで活動する衛気(えき)の4種類の気と働きについて解説しました。

柏で一番わかりやすい東洋医学《第2回》・・・『気の種類と働き』

 

今回は、これらの4種類の気がもつ生理的な『推動作用温煦作用防御作用固摂作用気化作用』の5つの作用について解説していきます。

 

推動(すいどう)作用

体液(血や津液)の流れや循環を促進する作用。この推動作用によって、臓器や経絡が働いたり、身長が伸びる発育や成長などの働いたりする。

 

温煦(おんく)作用

身体を温める作用。この温煦作用により体温を一定に保てる。臓腑、経絡、血や津液などは温煦作用により円滑に機能する。

 

防御作用

身体の表面、つまり皮膚を保護し、自然界の気候やウィルスや最近など人体外部からの病因(外邪)の侵入を防ぐ。人体に病因が侵入した場合は、これに抵抗し駆除する。

 

固摂(こせつ)作用

汗や尿などの排泄が多すぎる。出血や精液の流出など、体液の不要な漏れ(漏出)を防ぐ作用。

 

気化作用

気から血、血から精など、気、血、津液、精の間の転化(変化)のこと。また汗や尿、排泄物の生成など、物質の変化も気化作用による。

 

ちょっと専門的な東洋医学用語も書いていきましたが、動かしたり、温めたり、守ったり、固めたり、変化させたりなど、これは電気などの電力エネルギーと同じ作用ですね!

電気も『気』と書きますが、気も電力と同じようなエネルギーと捉えるとイメージしやすいんじゃないかと思います。

 

次回は、東洋医学において生命活動を維持するための物質『気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)』『血(けつ)』に移って、『血(けつ)』を解説していきます。

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